ゲームの実況を配信し、ストーリーが分かる内容やエンディングまで動画で公開したとして、
ゲーム実況者で初の逮捕者が出ました。
宮城県警察は5月17日、ガイドライン違反のゲーム実況動画を投稿していたとして、男性を著作権法違反の疑いで逮捕した。アニメ「シュタインズ・ゲート」や「SPY×FAMILY」なども無断で編集して投稿していたとみられる。
男性は、ニトロプラス(東京都中央区)が著作権を持つアドベンチャーゲーム「シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん」のゲーム実況動画をガイドラインに反して投稿し、広告収益を得ていたという。
ガイドライン違反ゲーム実況者が逮捕 ADVゲームのエンディングまで公開 ファストアニメ投稿も – ITmedia NEWS
掲載したゲーム・アニメはこれ:
男性は、2022年、(株)ニトロプラスらが著作権を有するゲーム「シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん」がガイドラインで禁止しているゲームのプレイ動画(エンディングを含む1時間程度のもの)をYouTubeにアップロードし、広告収益を得ていました。
また男性は、 (株)KADOKAWAらが著作権を有するアニメ「シュタインズ・ゲート」、東宝(株)らが著作権を有するアニメ「SPY×FAMILY」の動画について、それぞれ権利者に無断で編集し、字幕やナレーションを付けたいわゆる「ファストコンテンツ」もアップロードしていました。
ガイドライン違反の「ゲームプレイ動画」アップローダーを逮捕 | 一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)
業界団体ではゲーム実況配信に介するガイドラインが定められており、
非営利の場合のみ許可など各社によって一定の条件を提示しています。
どうやらこれらのガイドラインを無視して、ストーリーモロバレの配信を行った結果、
悪質性が高いと判断されて初の逮捕となったそうな。
ゲーム会社のお気持ちや被害は分からなくもないですが、事前に警告などはあったのでしょうか。
たしかに、ストーリー性を売るゲームなどでネタバレ投稿されてしまってはゲーム会社としては
売上減少が目に見えるでしょうし、そもそも何を売りにしているかはゲーム会社の判断でしょう。
それを温情やゲーム業界の盛況のためにある程度黙認されてきたという背景もあるのでしょうけど、
どこかで一線を越えてしまったのでしょうね。逮捕となりました。
海賊版などをアップロードする人が、「我々は知名度の拡大と業界の盛況に貢献している!」
と主張するのは、盗っ人猛々しいものがありますが、状況としては同じようなものかと。
適切に売上が出て、正当なクリエイターが正当な報酬を得ないと、業界も回りませんからね。
というわけで、今頃、他の配信者は必死に動画を消しているかも。
ガイドラインに違反する動画を投稿していた人は、自身の投稿スタンスを見直す時期かもしれません。
初リリース日: 2012年4月26日
逮捕までおよそ10年も掛かったの?
本文を追記しました。
2022年にアップロードした模様です。
ペルソナあたりかな
エンディングまで泣くんじゃあない
ゲーム実況で逮捕、の部分が騒がれてますが、逮捕の決め手はファスト動画を上げてた点でしょうね
有罪確実のファスト動画案件とセットにして実績作るのが主眼かと
ちゃんと「仕入れ」について工夫していれば逮捕されなかったのにね。自営業には向かないタイプの人だね。
ゲームはこのシーンは大丈夫とゲーム会社が決めているからその範囲内なら大丈夫かと
アニメや漫画はな〜海外だと逮捕できないから難しいね
ファスト動画って知らなかったけど、総集編とか好きな自分にはなるほどなぁって思ったよ。
映画見たあとにwikiとか見て理解してる自分的には重宝しそうな気もした。
もちろん著作権的に絶対駄目なんだろうけど。
誹謗中傷する人もそうだけど、こういう人たちって大丈夫かどうかの線引きを自分で決めちゃうんだよね
それを決めるのは受け手であったり配信元なのに