【株主優待】JR東海の株主優待券をYahoo!オークションで1000円で売っているが買う理由はあまり無い。東海道新幹線に使えるが、金券ショップで回数券バラ売りでOK。
※2019年8月16日:いつの間にか株主優待の相場が2000円に上がっているので再アップ。
ますます意味がなくなったなぁ。。。
2016年3月期は税金等調整前当期純利益が5081億円に達し、
よーし中央アルプスぶち抜いてリニアモーターカーを東海道線に通しちゃうぞ、と
ノリノリのJR東海ですが、普段は株主優待券をYahoo!オークションで買う意味は特にないのでご紹介。
ただし、正月お盆GW中のみ金券ショップの回数券バラ売りが使えないので、
若干の意味はあります。
銘柄情報:
東海旅客鉄道(株)【9022】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
株主優待情報:
http://company.jr-central.co.jp/ir/stockholders/treatment.html
・普通片道乗車券や特急券、急行券、グリーン券、指定券を1枚で1割引きとします。
・1割引きというのがミソで、JR東日本や西日本は1枚で2割引いてくれるのに、
JR東海が1割なので、あまり株主優待券の意味がない結果となっています。
相場:
Yahoo!オークションでJR東日本の株主優待券が2000円ぐらい(2019/8/16現在)で取引されていますね。
Yahoo!オークションで「JR東海 株主優待」を探す。
条件:
・JR東海が運行する路線に適応できます。新幹線も適応可能。
・乗車券と特急券、急行券、グリーン券、指定券を同時に購入すれば、1枚で全額に株主優待の1割引きが適応可能。
JR東海の運行区間について:
ここが曲者、JR東海の運行区間は、東京~品川~京都~新大阪まで。
新神戸や岡山まで乗り入れる山陽新幹線(新大阪?博多)はJR西日本の営業エリアです。
その為、概ね使えるのは東京~新大阪までとなります。
また、通常の新幹線切符では特定都区市内や東京山手線内の制度が適用され、
東京都区内発~大阪市内など、新宿駅から乗車し、大阪駅まで行く場合でも同一料金で移動できますが、
株主優待券を使用した場合は、それらには在来線の別料金(160-190円ぐらい×2)が必要となります。
※名古屋発着の場合のみ、201km以上の乗車券で名古屋市内になるそうな。
新大阪~東京間はのぞみ指定席が14650円、自由席は13620円(繁忙期)ですが、
ここに株主優待券を利用するシミュレーションをしてみます。
JR東海株主優待券、新大阪~東京間シミュレーション
以下のシミュレーションは1枚1000円の時代(2017年頃)に執筆したので、
今では役に立たないかも。
切符の種類 | 自由席 | 指定席 |
定価(正月など繁忙期) | 13620 | 14650 |
株主優待1枚 | 13258 | 14185 |
株主優待2枚 | 12896 | 13720 |
金券ショップの回数券バラ売り (指定席) |
13250 |
※株主優待は1枚1000円で換算。上記料金は株主優待の入手代を含む。
総評:
金券ショップで売っている回数券バラ売りは13250円程度で売っているため、普段はこちらを使う
サラリーマンなどの出張族の方が多いでしょう。
もっとも、回数券バラ売りが使えない繁忙期である盆正月GWは、株主優待を2枚ほど使ったほうが、
若干安くなります。ほんの若干ですけど。加えて、通常の切符だと新幹線の両端でJR在来線の普通料金は
含まれていますが、株主優待を使用すると、含まれない切符となります。
そうすると、差はますます縮まるので、あんまり積極的にYahoo!オークションや金券ショップで
JR東海の株主優待券を血眼になって探すメリットはないかも。
グリーン車を使うならお得じゃない?
もうすぐ回数券廃止になるからいいかもね