ソースネクストから翻訳こんにゃくのようなデジモノ「POCKETALK(ポケトーク)」が2.5万円で販売予定。12/14~。
東京オリンピックなどの外国人需要を眼前にし、翻訳ソフトの代理店を務めるソースネクスト株式会社が、
話しかけると別の言語に翻訳して音声でスピークしてくれる翻訳こんにゃくのようなデジモノ
「POCKETALK(ポケトーク)」を発表しました。
発売日:2017/12/14
価格:24,800円(税別)。SIMセット(2年・使用量込み)が29,800円。SIM単品:10,000円。
世界50言語に対応:
もちろん日本語⇔英語の翻訳を始め、その他使いそうな中国語、広東語、韓国語、ドイツ語、フランス語、
ヒンディー語(5億人)、スペイン語(4.2億人)、アラビア語(2.3億人)、ベンガル語(2.2億人)、
ポルトガル語(2.2億人)、ロシア語(1.8億人)などを双方向に音声で翻訳します。
なお、一部言語は翻訳結果をテキストで表示してくれますが、メジャー言語はすべて対応しているため、
概ね問題ないでしょう。
世界61ヶ国で2年間使いホーダイ:
翻訳時にクラウドサーバーに接続する必要があるそうですが世界61カ国でローミング可能な、
株式会社ソラコムが提供するグローバルSIMがセットとなっており、2年間使い放題だそうな。
※本体代こみで29,800円。3年目以降はSIM単品が10,000円となります。
日本国内では2100Mhz(ドコモ周波数)で使用可能とのこと。
どうやらBluetoothやWi-Fiも積んでいますので、スマホのテザリングでも動作するとのこと。
なお、同じような機能がGoogle翻訳がサービスを提供していますので、
どう差別化してくるかが強みかも。世界各国で単体で動作するっていうのは、いちいちゴソゴソスマホを
取り出さなくてもいいという便利さがあるかもしれません。
ワンタップで翻訳可能:
多分スマホに勝るのはこの手軽さ。本体をタップして話すだけです。
また、ダイナミックスピーカー搭載で、やかましい街頭でも聞き分けることが出来るとのこと。
旅人やストレンジャーに手渡して、喋ってもらうというシチュエーションでも効果を発揮しそう。
スマホを旅人に一時的にでも手渡すのは抵抗がありますが、こいつならば抵抗が少ないかも。
ただ、2.5万という価格はHuawei nova liteより1万円も高いという現実がありますけどね。
バッテリーは待機時:約5日間 連続翻訳時:約6時間持つそうなので、
旅行中は1日1回充電すれば十分でしょう。
あとは精度の問題ですね。前に中国人に蕎麦屋の券売機の前で「とんかつを食いたいんだけど、
どのボタンを押せばいいの?」とこの手のアプリを使われて話しかけられましたが、
精度がイマイチだったので、より高い精度を発揮できれば、爆発的に普及するかも。