楽天カードを楽天銀行引き落としでポイント+1倍へ。楽天ブックス/Kobo/アプリ分は改悪へ。7/1~。
nanacoチャージへのポイント付与を2017年秋頃に停止した楽天カードですが、
SPU(スーパーポイントアッププログラム)内容に改善と改悪が入りました。
改善内容:
・楽天カードを楽天銀行引き落としにすることで+1%
元々、2018年3月頃までSPUとして楽天カード利用特典:2%、合計4%還元だったものが、
改悪で楽天カード利用特典:1%、合計3%還元に減らされていました。
それがこの度楽天銀行引き落としにすることで復活するそうな。
改悪内容:
・楽天ブックス/Koboの+1%:当月のお買い物金額 合計1,000円以上⇒合計2,000円以上に変更。
・楽天市場アプリの+1%:楽天市場アプリ月1回以上ご購入で⇒楽天市場アプリからのお買い物分のみ+1倍に変更。
楽天ブックスのしきい値は上がりましたし、誰も使いたくない楽天市場アプリを使わざる得ないという、
クソ仕様になりました。
結局の所、楽天モバイルを持っておらず、そんなに楽天ブックス/koboを使用せず、
楽天トラベルもそうそう利用しない人には特に意味がないポイントアッププログラムです。
楽天アフィリエイトを行っている人は、楽天キャッシュや楽天ポイントがありますから、
それで支払うと楽天カード利用の+2%すら対象外。
正直、こんな条件多すぎる割に大してポイントが貰えないサービスに付き合うのであれば、
Yahoo!ショッピングのプレミアム5倍、5が付く日の合計9倍の方がはるかに分かりやすくて美味しいかと。
顧客を囲い込む前に各々のサービスの拡充を目指すべき。
楽天も、いろいろなサービスで囲い込もうと浅知恵で戦略を立てるのではなく、
各々のサービスの魅力度を高めていけば、自然と会員が増えるはず。
結果として楽天に囲い込まれれば、更にポイントをうまー出来るという戦略が良いかと。
楽天モバイルとか楽天トラベルとか楽天ブックスを、「楽天でのポイントが+1%ずつ増えるから」
という購買戦略を立てて消費活動を行う消費者はほとんどいないかと。
つまり戦略の順番が逆なんですよね。いきなり訳の分からないプログラムで
三木谷氏の監獄に閉じ込めようとするから、齟齬が生じるのです。