NECが業界最小・最軽量のLTEモバイルルータ「Aterm MP01LN」を発売へ。1.1万円で予約受付中。3/1~。
この分野で圧倒的人気を誇るNECのモバイルルーターですが、
DualSIM対応の高性能モバイルルータ「Aterm MR05LN」が実売2万円弱と結構高価であり、
もう少しシェアを伸ばしたいのか、廉価版が販売されることになりました。
ハイエンドMR05LNと廉価版MP01LNの比較:
現行商品 ハイスペックモデル MR05LN |
新商品 普及モデル MP01LN |
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WAN仕様 | LTE | 受信最大375Mbps | 受信最大150Mbps |
3G | 受信最大14Mbps | - | |
LAN仕様 | IEEE802.11ac/n/a/g/b | 最大867Mbps | 最大433Mbps |
SIMカードスロット | nanoSIM×2 | nanoSIM×1 | |
国際ローミング | 〇 | - | |
LTEオート接続機能 | - | 〇 | |
連続通信時間 | Wi-Fi通信 | 最大約14時間 | 最大約10時間 |
Bluetooth通信 | 最大約30時間 | ||
連続待受時間 | 休止状態 | - | |
Bluetooth | 最大約500時間 | - | |
ボタン | 最大約1,250時間 | 最大約900時間 | |
ウェイティング | 最大約40時間 | - | |
ディスプレイ(サイズ) | 2.4インチ | 0.77インチ | |
電池 | 2,500mAh (着脱式) | 1,670mAh (着脱式) | |
サイズ(W×D×H) | 約63×115×11mm | 約50×91×12mm | |
質量(充電池パック装着時) | 約115g | 約71g |
スペックダウンとしては、LTE速度が遅くなり、3Gは非対応、無線LANも遅くなり、nanoSIMは1スロットへ。
連続通信時間もへり、Bluetooth接続も省略、待ち受け時間も短くなりました、とのこと。
正直、LTE回線が受信最大150Mbpsまで制限されるのはどうでもいいです。
受信最大150Mbpsなんて出るはずもなく、MVNOのSIMでは15Mbps出れば良い方で、
通常は1.5Mbpsぐらいなので、何の問題もありません。
今更3Gも使わないので不要(ただし地下などで電波が弱い時に自動で使う場合はあってもいいかも)
多少困る人が多いのはnanoSIMが2スロットから1スロットになったこと。
ただし、管理人は2スロットを切り替えて使うことはほぼ無かったので、どっちでもいいかと。
ディスプレイなんてどうせ見ないので小さくてOK。
待ち受け時間が短くなりまして、ここが一番困るかも。これは値段とバッテリーのトレードオフで
しょうがないかと。正直バッテリーはケチってほしくなかったのですが、モバイルバッテリーで
しのげということでしょう。
トータルで無駄な機能が省かれ、小型化軽量化で持ち運びも良くなりました。
これで実売7000-8000円程度であれば、その他AirCardなどの安物ルーターを駆逐して、
ローエンド市場でも覇権が取れるかと。今後のNECに期待大です。