MVNOの総合満足度はイオンモバイルがトップ、次いでIIJmio。MVNOをメインとして利用する割合は10%弱で伸び悩む。

MVNOの総合満足度はイオンモバイルがトップ、次いでIIJmio。MVNOをメインとして利用する割合は10%弱で伸び悩む。

MMD研究所によるMVNOのシェア・満足度調査が行われました。予備調査では18歳～69歳の男女40,000人、
本調査ではMVNO6サービス利用者900人にアンケートを行うという、それなりのサンプルサイズとなっています。

対象MVNOは次の通り。
OCN モバイル ONE（n=150）、楽天モバイル（n=150）、mineo（n=150）、IIJmio（n=150）、
イオンモバイル（n=150）、BIGLOBEモバイル（n=150）

楽天モバイルのMNOは除いているのか、アンケートに答えている側がMVNOとMNOの違いを
認識できているのかちょっと謎ですけどね。

さて、調査結果サマリーは次の通り。

■　メインで利用しているスマートフォンの通信契約、MVNOは9.8％
　　サービス推移では「OCN モバイル ONE」が1.4ポイントと引き続き増加傾向
■　MVNOの総合満足度は「イオンモバイル」が767ptでトップ、次いで「IIJmio」が764pt
■　NPSは「IIJmio」が-2.7でトップ、次いで「イオンモバイル」が-5.3
2023年9月MVNOのシェア・満足度調査

2014年から急上昇を見せたMVNOの利用率の推移が近年伸び悩んでいるのは、
ahamo、povo2.0、LINEMOなどの安めのキャリアプランの導入によるところが大きいかと。

メイン利用のMVNOはOCNモバイルONEがTOPだそうな。もっとも、これもドコモ本体にirumoとして吸収されたので、
MVNOとは言いづらくなっている状況です。

気になる満足度No1はイオンモバイル、そしてIIJmio、OCNモバイルONE、mineo、BIGLOBEモバイル、
楽天モバイルと続くそうな。6大MVNOでは楽天モバイルが最下位とな。

まぁ繋がらないイメージが先行している気もしますが、来年からのプラチナバンドサービスに
多少期待です。上下3Mhzという極小幅ですけど。
関連記事：楽天モバイル、ついに念願のプラチナバンドをゲットする。2024年中のサービスを目指す。繋がりやすくなるかは不明。 | 節約速報

NPS（ネットプロモータースコア、他人へのおすすめ度）はIIJmio、そしてイオンモバイル、
という順位だそうな。

イオンモバイルってそんなに良いのですかね。特に端末を安売りしているイメージもなく、
回線も特に速いイメージは有りません。

管理人の各MVNOのイメージはこちら。

完全に雰囲気とイメージですが、次の通り管理人の各MVNOのイメージを書いてみました。

OCNモバイルONE：
端末投げ売りしすぎて採算取れなくなってドコモに吸収された石原さとみ。
速度はIIJmioと並んで比較的速い方。

楽天モバイル：
まさにエリアガチャ。爆速のエリアもあれば、「えっ、ここで圏外？できらぁ！」なポンコツなところもある。
端末も常時安い。宣伝だけはうまい。

mineo：
なんだか信者やらコミュニティーやら運営が気持ち悪い。運営の「うちらはユーザーの仲間だよ」感が
管理人と相容れない。消費者と通信事業者はもっと殺伐としていい。回線は並。

IIJmio：
ISP老舗として端末セールも含めてぼちぼち頑張っている感が出ている。BIC SIMのMVNEだし。
回線速度は比較的速い方。

イオンモバイル：
なんかイオンで家族で子供とお年寄りが群がっているイメージ。回線速度は遅め。

BIGLOBEモバイル：
一時期は「これ経営大丈夫？」というぐらい端末を激安でぶちまけていたところ。
最近は多少人も減って回線速度はマシになったのかな。

さて、結局MVNOなんて言うほど満足するものでもなく、安かろう多くを求めなければ普通に使えるよね、
というものです。そこまで囲い込みもないので、気に入らなかったらどんどんMNPしましょう。