楽天モバイル、ついに念願のプラチナバンドをゲットする。2024年中のサービスを目指す。繋がりやすくなるかは不明。

2023年10月24日

前々からプラチナバンドが喉から手が出るほど欲しかった楽天モバイルですが、
ついにプライチバンドが割り当てられることが総務省により正式発表されました。

楽天モバイルとしての悲願であり、4大キャリアとして昇格するためのステップとして、
楽天モバイルは新たな一歩を歩み始めるそうな。

プラチナバンドは屋内や地下でも届きやすい携帯電話の周波数帯で、総務省はこれまで利用していなかった帯域を新たに割り当てることになり、楽天モバイル1社が申請していました。

そして審査の結果、総務省は23日、プラチナバンドを割り当てることを決め、鈴木和洋共同CEOに認定書が交付されました。

プラチナバンドはほかの携帯大手3社はすでに使用していますが、楽天モバイルには初めての割り当てとなります。

会社は来年中にも電波の活用を開始し、携帯電話事業の赤字が続くなか、契約者の拡大につなげたい考えです。

総務省によりますと、会社は電波の活用にあたって、基地局の整備に2033年度末までに544億円を投資し、2026年度に単年度で事業を黒字化する計画を示したということです。
楽天モバイルに携帯電話プラチナバンド初の割り当て総務省 | NHK | 通信

この鈴木和洋CEOも首が繋がってよかったですね。

なお、総務省への届け出としては2026年3月頃のサービス開始を予定しているそうですが、
「だいぶ保守的な見積もり」であり、実際のサービス開始は2024年中を目指しているそうな。
楽天モバイル、初の「プラチナバンド」獲得　2024年中のサービス開始目指す – ITmedia NEWS

プラチナバンド＝繋がりやすくなるかは不明。

さて、今回、楽天モバイルが手に入れたプラチナバンドは770MHz～773MHzの3MHz幅であり、
上りは715～718MHzとなります。他のキャリアと比べると非常に狭く、果たしてどの程度速度が出せるのか、
繋がりやすくなるのか、未知数の部分があります。

また、複数の周波数帯を束ねたキャリアアグリゲーションや5G利用は出来ず、
肩透かしに終わる可能性も否定できません。
狭帯域700MHz帯の割り当てに前進、プラチナバンド再割り当ての混乱は避けられるか（3ページ目） | 日経クロステック（xTECH）

ドコモに聞く「パケ詰まり」の要因と対策　5Gエリア拡大の前にすべきこと：石野純也のMobile Eye（2/3 ページ） – ITmedia Mobile

その辺をうまくキャリアとしてキャリブレーションし、ユーザーの満足度を向上させられるか、
それが楽天モバイルの次の課題ですね。

ドコモが最近言われているような「なんちゃって5Gの設備投資をケチったために都心部で繋がらない」問題なども、
起きないようにして欲しいところです。

ま、管理人は楽天グループ株式会社の社債100万円ほど買ってみた債権者ですので、
とりあえずは安堵のため息ですね。後は加入者が順調に増え、電波もよく繋がり、
モバイル事業で単独黒字化してもらって、ポイントもばら撒ける様になり、ドコモauソフトバンクが
現状にあぐらをかけないような対抗馬に育って欲しいところです。
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