携帯電話の広告で「電話かけ放題」表示はNG、打ち消し表示も規制へ。

携帯電話の広告で「電話かけ放題」表示はNG、打ち消し表示も規制へ。

「電話かけ放題」の表現はＮＧで、「家族のみ１回１０分かけ放題」ならＯＫ。

などとする広告の自主規制の基準を、携帯電話会社の業界団体がまとめたそうな。

そもそもUQモバイルやソフトバンク、au、そしてこの業界では比較的まともなドコモも含めて、
○○し放題、ただし・・・の・・・の部分が異常に長い広告が続いており、
まともに読ませる気がないソフトバンクフォント（極小フォント）で細かくわかりづらく書いてあるのが
定番ですね。

また、くそったれの携帯キャリアにおいては、あまりにも条件※が付きすぎた広告が多すぎ、
本体の値段があまりにもわかりづらくなっています。

↑例：ドコモのギガホ、月4980円の例。実際には7150円/月なのに、
2年縛りで家族3回線以上がドコモで、かつ最大6ヶ月間限定割引適用後の、
一人あたりの価格です。

もちろんこのブログの読者様であれば、難なくこれら複雑怪奇（言うほど複雑ではないが）を
読み解き、実際には「2年縛りなしで7150円、2年縛りありで6980円」という回答にたどり着くでしょうけど、
なかなか一般ピープルには難しいものがあります。

↑例：UQモバイル
ちなみにこういった打ち消し表示も自主規制の対象であり、
条件やもともとの料金をより分かりやすく表示することを業界内で求めるそうな。

ただし、ガイドラインが出来たからといって長年続いた業界の悪習が直ちに是正されるわけでもなく、
むしろ養分様が悪質な広告に引っかかってバカ高い定額料金を支払い、料金プランを気にするのは最初だけで、
あとは2－3年と見直すこともなく永遠に支払っていただけるおかげで、携帯乞食と呼ばれたMNPでウマウマする
人たちが活躍できる余地があった、という功績も無視は出来ませんけどね。

はてさて、業界の浄化に期待してみましょう。

そもそも携帯電話会社が分かりやすくてシンプルで安いプランを作り、
あれこれ条件付にしなければ、そもそも広告が分かりやすくなるのですが、
そんな安いプランを作ってしまうと株主に説明できないのと、
社内外で食わせなくてはいけないおじさんが多すぎるので、
それは無理です。諦めましょう。