ヤマダで富士通の泡ハンドソープで洗えるSIMフリースマホの「arrows M04」がセール予定。
※0時、10時、12時あたりで価格が下がります。
Snapdragon 410 (MSM8916) 1.2GHzという、2015年時点でローエンドでパワー不足だったCPUを
未だに搭載し、発売日から既に2年前モデルという悲劇のSIMフリースマートフォンですが、
泡ハンドソープでも洗える米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)の23項目に準拠した
堅牢設計ということで、ヤマダウェブコムにてセール予定です。
ビッグローブやDMMモバイル、エキサイトモバイルなどの各種MVNOでもキャッシュバック販売中です。
なお、価格コムでは33000円程度の商品となります。P10 Liteより高いのか・・・(驚愕)
価格.com – 富士通 arrows M04 SIMフリー 価格比較
外形寸法(H×W×D) | 約144mm×71mm×8.0mm |
質量 | 約148g |
OS | Android? 7.1 |
CPU | Snapdragon 410 クアッドコア 1.2GHz |
メモリ | ROM16GB/RAM2GB |
microSD/microSDHC/microSDXC(最大256GB) | |
バッテリー容量 | 2580mAh |
連続待受時間 | LTE 約640時間 |
3G 約780時間 | |
連続通話時間 | LTE 約530分 |
3G 約660分 | |
バッテリー充電時間 | 約150分 |
ディスプレイ | 約5.0インチHD IPS液晶(720×1280) |
カメラ | アウト(背面) 約1310万画素 CMOS |
イン(前面) 約500万画素 CMOS | |
通信 | LTE Band1/3/8/19/26 |
3G Band1/5/6/8/19 | |
GSM 850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHz |
arrows M04はarrows Be F-05J(Snapdragon 410、RAM2GB)の焼きまわしであり、
2016年7月28日発売のarrowsM03(Snapdragon 410)と同等品であり、M03は(F-03Hとも同等)、
2015年10月29日発売のarrowsM02(Snapdragon 410)と同等品であり、M02は、
2015年10月7日発売のF-01H(Snapdragon 410、RAM2GB)と同等品です。
おどりゃあ何世代遡らせるねん!とツッコミたくなりますが、要するに時代遅れのもっさりクソスマホです。
今更CPU : Snapdragon 410 MSM8916 1.2GHz クアッドコアはなかろう・・・
M02というゴミを掴まされた恨みはまだ覚えているぞ。
関連記事:僕がSIMフリースマホ「富士通ARROWS M02」を購入2ヶ月で投げ捨てた理由。やっぱりXperiaがNo1。
M02のベンチマークトの「FutureMark、PCMark for Android、Work 2.0 Performance」のスコアは、
2299という、Xperia Z(2238・2013年2月9日発売)とほぼ同等。
2013年のスマホとほぼ同様ってなんやねん・・・
しかもお値段は32800円というHuaweiならばミドルレンジモデルが買える価格帯。
一帯、ターゲットはどこなのだろうか・・・
ちなみにZenfone3、Huawei novaとほぼ同じ価格となります。
この絶望的な対抗馬を前にして、富士通M04が
「泡ハンドソープで洗える&おサイフケータイ対応(震え声)」だけで売れるとは到底思えません。
確かにごく一部の人にとっては泡ハンドソープで洗えるというのはメリットかもしれません。
ラーメンの器に親指を突っ込んで配膳するのが仕事のラーメン屋のおばちゃんにはメリットがあるでしょう。
でもそんなおばちゃんは滅多にいないのです。
確かにこれまでの防水携帯と言えども、泡ハンドソープで洗うことは動作保証外だったのでしょう。
ただ、洗う人はこれまでも洗っていたはず。そして概ね問題なく防水性能を維持したまま動いていたはず。
改めて「これまで泡ハンドソープで洗いたかったけど、界面活性作用の影響で、水の浸透率が上がるので、
我慢していた。これからは気兼ねなく洗える!嬉しい!素敵」と思う人がどれだけいるのでしょうか。
商品の設計方向、消費者ニーズの読み取り方を全力で間違えている商品ですね。
興味ある人は買ってみましょう。管理人は・・・興味がありません。