楽天の出品者が奴隷扱い。楽天ルールを強制、違反店から罰金300万+BAN。蜂起した奴隷が組合を結成へ。優越的地位の濫用か。
楽天側の出店ルールの度重なる変更、及び送料無料化の強制に伴い、
楽天への出店を違約金(MAX300万円)を払って諦めざる得ないケースが出ているそうな。
詳しい記事は上記SPAを見ていただくとして、簡単に要約すると次の通り。
・楽天の全店送料無料は、出品者負担。
※楽天は、アマゾンのように自社物流網の整備が非常に遅れており、1300億円投資して、
物流拠点を整備するそうですが、とりあえずは出店者側に負担を押し付けて延命を図る、とのこと。
関連記事:楽天が3980円以上の買い物で送料無料へ。アマゾンに対抗。2020年春~。 | ニュー節約速報
・3980円以上送料無料を強制された出品者は、必然的に価格に転嫁せざるえない。
福岡のお店に北海道のお客から4000円の注文が入った場合、送料は1800円。
もちろん、店がまるごと負担するわけはなく、お店は5800円送料無料で売りたい。
しかし、福岡のお店に福岡のお客から注文が入ると、600円程度でしょう。そうすると4600円となる。
そうなると、値付けが非常に難しくなる。間を取って5000円送料無料とするか?
でも想像以上に北海道から注文が入ったら赤字だぞ?めんどくせーな・・・
一方、Yahoo!ショッピングが4000円送料別で出品を認めているとする。
そうなると、近場の人はYahoo!ショッピングで4000円送料別で買い、
北海道の人は楽天の5000円送料無料で買うという、
逆選択(アドバーズ・セレクション)(ちょっと意味違うけど)が発生する。
そんな状況にお店は耐えきれられなくなり、お店は高額の違約金を払って楽天への出品を取りやめる。
要するに、お店に対して自由な値付けの権利を認めないことで、市場に参入するプレイヤーが減り、
結果として公平な競争市場が形成されない恐れがある、ということです。
そりゃ公正取引委員会が動きますね。
楽天の違約金ビジネス:
・次のような違反点数制度があるそうな。
「最上級、最安、世界一」など扇情的なコピーを使った場合に20点、商品発送前のカード決済処理で80点、権利品侵害で100点
違反点数と罰金は次の通り。
累積違反点数75点で70万円(同様のペナルティが21日間)、80点で140万円(ペナルティ28日間)、100点で300万円(+原則強制退店)と、恐ろしいまでの上昇率で罰金額がはね上がっていき、売り上げから自動的に徴収される。
ここまでは分からなくもないですが、実際には「ちょっと怪しい商品を扱っている業者の商品を楽天が通報し、
権利を持っているメーカー側に黒認定させて、違約金300万円ボッシュート+BAN」という小遣い稼ぎをやっているそうな。
なお、こうした罰金徴収の専門部隊が居て、ビジネス化しているとのこと。
中の人は楽しそうですが、店側からしたらたまったものではありませんね。
上記のような行為は、プラットフォームを支配する側の「優越的地位の濫用」と言えそうです。
優越的地位の濫用とは、独占禁止法に規定されており、ここでは「楽天がその地位を利用して、
小売店をイジメること」を指します。よくある下請けいじめ、あれも優越的地位の濫用です。
なお、地方自治体が出入りの業者を顎で使いまくってイジメるのも優越的地位の濫用となる可能性があります。
最高裁判決が出ていますからね。いつも偉そうに業者に接している公務員の方は、
震えて眠りましょう。
というわけで、本件に関する問題に対して、公正取引委員会が報告書を提出。
そのうち何かが起きるかも、起きないかも。
かなり突っ込んだ記事ですが、全て事実です。
メーカーから権利侵害が無くても楽天が店舗に権利侵害でメーカーが言ってきたと難癖つけてます。
詳しくは楽天ユニオンを検索してみて下さい。
>実際には「ちょっと怪しい商品を扱っている業者の商品を楽天が通報し、権利を持っているメーカー側に黒認定させて、
製造メーカーが黒認定してるなら真っ黒だろ、それで点が積み重なってBANされても当然
何言っちゃんてんのオマエ
権利関係調整して販売を確認する、もしくは真っ黒ならBANならわかるけど、楽天が300万円欲しさに、わざわざメーカーに確認して火種を拡大させているのが問題なんだよね。そのうちAnkerとよく似たモバイルバッテリーを売っているだけで罰金300万円になりそう。
みぃきぃたぁにぃ~。
こんなヤクザまがいな事やってんだね。
違約金ビジネスって…モロそれじゃないですか。
もう楽天の時代は終わりましたね。