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良品計画、中国の最高裁で負けて一部で「無印良品」を名乗れず。中国のパクリ企業に完全敗北。


良品計画、中国の最高裁で負けて一部で「無印良品」を名乗れず。中国のパクリ企業に完全敗北。

「無印良品」ブランドを提供する良品計画ですが、商標権訴訟で中国のパクリ企業が先に登録した「無印良品」
という商標を一部で使えなくなっており、中国の最高裁で負けが確定したそうな。

生活雑貨店の「無印良品」を展開する良品計画が、中国で販売する一部商品で「無印良品」の商標が使用できなくなったことが分かった。中国の現地企業が先に登録した無印良品の商標を巡り、当局に無効を訴えた裁判が終結し、敗訴が確定した。同社はタオルやベッドカバーなど「24類」と呼ばれる商品について、現在「MUJI」という商標の使用を余儀なくされており、今後も使用を続ける。
良品計画、中国で一部「無印良品」使えず 商標巡り敗訴確定 – 日本経済新聞

これは草。やっぱり中国で商売するにはリスクがあるのですね。

なお、良品計画が裁判で負けて「無印良品」を使えない領域は、クラス24(繊維製品・タオル・寝具など)に
限定されています。その他の領域では無印良品が問題なく利用できる上、「無印良品」が名乗れない
繊維製品・タオル・寝具などにおいては、「MUJI」ブランドを展開しており、売上にはあまり影響ない、とのこと。

もともとは良品計画が1999年に中国において「無印良品(MUJI)」の商標を出願したそうですが、
このクラス24(繊維製品・タオル・寝具など)は出願しなかったそうな。
そして2000年に中国企業が出願し、2001年に承認された、とのこと。

やはり、海外でビジネスをするうえでは、早め早めに商標出願をすることが大事かも。
いくら本国やその他の地域で有名だとしても、先願主義の中国の最高裁は
「そんなの知らないアル!最初に出願した人が権利者アル!」とのこと。

日本人からすると「パクリ風情が調子に乗りやがって」と思いますが、しょうがない。
その国にはその国の法律があり、文化がありますから。ちょっと悔しいですけどね。これも中国リスクです。

海外でビジネスをする際は、早め早めに権利を守るべく、行動しましょう。


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