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プレジデント誌「お前ら、オルカン、S&P500だけでは危険だぞ。日本の個別株を買え!個別だぞ!」

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プレジデント誌「お前ら、オルカン、S&P500だけでは危険だぞ。日本の個別株を買え!個別だぞ!」

トランプ相場でオルカン、S&P500がジリジリと値下げしていまして、不安になっている読者も多いのでは。
さて、プレジデント誌面は「もっと個別株を買え!外国株と円高が重なると悲劇だぞ!」という記事を書いています。
なお、作者は個人投資家・ヘム氏とのこと。

私は、投資初心者や銘柄分析に時間をかけたくないという人にとって、インデックス投資は低コストで市場平均を狙える最適解の投資だと思います。本書でお話ししましたが日本市場への参加者は8割がプロ(機関投資家や銀行や証券会社等)、個人投資家のプロ級を合わせると約9割がプロだと考えられます。

参加者のほとんどがプロということは、言い換えれば、市場平均はプロの売り買いの結果の平均値とも考えられます。ここで少し考えてみてください。素人の個人投資家が、9割がプロの世界に参戦して簡単に及第点を取れると思いますか?

どう考えても、無理でしょう。それがインデックス投資なら可能なのです。たとえるなら、普通の学生10人が、東大生が90人もいるクラスでテストを受けても、平均点が取れるようなイメージです。私はインデックス投資について「信じられないほどお得なシステム!」だと思っています。投資初心者や銘柄選定に時間をかけたくない人にはインデックス投資をおすすめします。
「オルカン、S&P500」だけでは危険すぎる…資産3.7億円を築いた脱サラ投資家が「新NISA」で選ぶ”最強の投資先” 米国株一辺倒では「円高リスク」を避けられない | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

という論調のあとに、「米国株は割高、為替リスクも見逃せない」という見出しで、

将来、S&P500が30%下落して、為替が30%円高に振れればS&P500の円建て価格はあっという間に半値です。先ほど述べたようにS&P500がフェアバリューと言われるPER15倍に水準訂正されると約37.5%の下落、為替が購買力平価により決定されるレートに収束すると41%の円高、これを合わせると円建てでは約63%の下落です。
「オルカン、S&P500」だけでは危険すぎる…資産3.7億円を築いた脱サラ投資家が「新NISA」で選ぶ”最強の投資先” 米国株一辺倒では「円高リスク」を避けられない (2ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

と、PER15倍と円高で63%減になることが言われています。

インデックス投資は優れた投資手法ですが、私の手法はインデックス投資ではなく「日本の個別株投資」です。では、私がなぜ個別株投資を行い、皆さんにもおすすめするのかというと、私の個別株投資手法であれば「高い確率で市場平均に勝つ」ことをデータ的に示すことが可能だからです。
「オルカン、S&P500」だけでは危険すぎる…資産3.7億円を築いた脱サラ投資家が「新NISA」で選ぶ”最強の投資先” 米国株一辺倒では「円高リスク」を避けられない (2ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

具体的な個別株投資手法に関する言及は本文には一切なく、その後は高配当株は割高の可能性もあり、
ベンチマークをアンダーパーフォームしていることに言及されています。

うーん、個人的には素人がそういった「誰それが成功した投資手法やポートフォリオ」というものに浮気して、
ろくなことはないと思うけどなぁ・・・市場が毎日のように下落して、鉄板と言われたインデックス投資で
含み損が出てくると不安になる気持ちも分からなくもないですが。

こういう記事を真に受けて、「なにか他の投資をしなくては!」と思う時点で養分でしょうし、
そうではないプロの人、センスが有る人、目利き出来る人は既に自分で独自の投資スタイルを
獲得しているでしょう。利益を出しているでしょう。

目次

積立初期の下落はボーナスタイム:

1年以上前から始めている人はまだまだ昨年の含み益がたっぷりあるでしょうし、
今、インデックス投資で含み損になっている人はつい最近始めた人でしょう。

基本的に、ドルコスト平均法でインデックスファンドを買う投資スタイルでは、積立初期の基準価格の下落は
ボーナスタイムですからね。なぜなら初期に下がることで、取り崩す数十年後に大きな利益が期待できるから。

それを不安を煽る情報を真に受けて、個別株や理由のわからない投資に浮気すると、
この記事最初の方にある通り、プロにカモにされて終わりです。

基本的にこの投資界隈というのは、証券会社も銀行もインフルエンサーもそうですが、
大衆にいろんなものを売買してもらい、手数料で稼ぎたいのです。
鉄板のインデックスファンドなんて買われても、ノーロードファンド(手数料無料)でさっぱり儲からないのですよ。
だから証券会社や銀行の窓口にも行ってはいけません。
投資した瞬間に「負け確定」…ホリエモンが推す長期投資家が「絶対行くな」という場所、「絶対買うな」という商品 手数料は「塵も積もれば山となる」 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

たとえネット上で何かを買うにしても、手数料がしっかり乗っているものもありますので注意が必要です。
何より、「なにか新しい投資」を始めるには、情報探索の時間が必要です。

その結果、インデックス投資より儲からないのではやる意味がありません。

よく分からない人は、浮気せずにインデックス投資1本が一番安牌で、鉄板だと思いますよ。
今日も明日もインデックスファンドを脳死で積立。これでOKです。


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優待目当てで買った7&iがばっちり冷えてますよ

優待なんかもらうならインデックスで出た儲けで好きなもん買ったらいいのに

優待品が金で買えるものだったらワイもいらん
けど非売品とか優待でしか手に入らない特典とかもあったりするんや

普段使っている(または換金性の高い)企業の優待、かつ業績が良く割高でない株ならめっちゃ割が良いよ
問題はそんな条件の株がほぼないってことだがな・・・

sp500やオルカン一本だと暴落時に買い増せないというデメリットはありますね
買い増すために生活防衛資金以上の現金を置いておいては本末転倒ですしね
米国債券をある程度ポートフォリオに組み込んでおいて、株が暴落した際に債券を利確し株(sp500等)を買うという動きが、sp500一本の次のステップかなと思います
本来は日本や新興国の株・債券・REITもポートフォリオに組み込むべき(ハリー・マーコウィッツも言ってますし…)なんでしょうけど
そこまでやり出すとコスパ悪くなりますからね

いや~、ブラックコーシー飲みながら、
これ食うと旨いなあ(すっとぼけ)
https://www.sej.co.jp/products/a/item/302847/

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