【韓国動乱】韓国で45年ぶりに非常戒厳令、軍が国会に突入。6時間で解除。

2024年12月4日

韓国のユン・ソンニョル（尹錫悦）大統領は45年ぶりに非常戒厳令を布告したものの、わずか6時間で解除する事態となった。戒厳令直後に国会で190人の議員全員が賛成し、戒厳令解除決議案を可決したためだ。

（中略）

ユン大統領は4日午前4時27分ごろ、龍山（ヨンサン）大統領執務室で、緊急国民談話によって戒厳令解除と戒厳軍の撤退を発表した。前夜に非常戒厳令を布告してからわずか6時間後、事実上失敗を認めた形だ。その後すぐに午前4時30分に閣議を主宰し、「戒厳令解除案」を議決した。

共に民主党など野党が国会の300議席中約190議席を占めている現状を考慮すると、そもそも勝算がない試みだったのではないかという批判が浮上している。ユン大統領としては、戒厳令布告とともに軍・警察を国会に投入し、国会による戒厳解除決議案の可決を阻止することを計画していたと見られるが、結果としてその目標は達成されなかった。
韓国・45年ぶりの戒厳令、6時間で解除…「予定された敗北」尹錫悦大統領は一体なぜ？（KOREA WAVE） – Yahoo!ニュース

別のニュースでは武装兵が窓を破って国会に突入する光景が報道されています。
映像兵士が窓割り韓国国会に突入 – Yahoo!ニュース

なお、戒厳令下では次の制限を受けるそうな。

　戒厳司令官が出した布告令では、集会やデモなどを含む政治活動が禁止されるほか、世論操作などを禁止し、すべてのメディアと出版が統制を受けるとしている。「善良な一般市民は日常生活の不便を最小化できるよう措置する」としているが、影響は必至だ。
韓国大統領が「非常戒厳」を宣布　官僚の弾劾訴追で「行政府がまひ」（朝日新聞デジタル） – Yahoo!ニュース

夜間外出禁止令などは出なかった模様。

その背景：

　2022年に発足した尹政権は支持率が20%前後に低迷。4月の総選挙での与党大敗で国会も野党が過半数を占め、国政運営がままならない状況に追い込まれており、野党を力で抑え込んで自らの権力を守る非常手段に出たとみられる。

　弾劾は最大野党の「共に民主党」などが中心になって推進している。尹氏は談話で、政権発足後に22件の政府官僚弾劾訴追案が発議され、「これは世界のどの国にも例がないだけでなく、建国以後に全く前例がない状況」と批判した。

　さらに、予算についても「共に民主党」が政争の手段として利用しているとし、国家機関を乱すことで内乱を画策する明らかな反国家行為だと主張。「国会が自由民主主義体制を崩壊させる怪物になった」とした。
韓国大統領が「非常戒厳」を宣布　官僚の弾劾訴追で「行政府がまひ」（朝日新聞デジタル） – Yahoo!ニュース

大統領本人的には、国会が訳の分からないやつらに乗っ取られ、予算妨害と官僚弾劾で政府が機能せず、
「ワシが正常に戻したる！」ということでしょうか、一応今は民主主義国家となった韓国で国会軽視では
動くものも動きません。僅か6時間で解除となりました。

なお、野党側は韓国大統領に「内乱罪」を適用するよう主張しているそうで、内乱罪が適用された場合は
死刑、無期懲役、または5年以上の懲役とのこと。

また韓国大統領経験者が死刑になったり自殺したりするのか・・・あの国は大変そう。
どうなってんねん、この国。