プレジデント誌「ポイ活をやめたら月2万円の節約になった理由」。ポイ活のために無駄遣いをするな、なんてどうでも良いよね。

2024年5月2日

ポイントのために無駄な出費が増えるのは本末転倒・・・そんな論調をよく目にしますが、
現実的にそんなに無駄な出費なんてするわけ無いじゃん、というツッコミはともかく、
家計アドバイザーの下村志保美さんによると、ポイ活を辞めると月に2万円節約できたそうな。

「ポイ活」を見直したら2万円の節約に

買い物をする際に、値段に応じてポイントがつく、お店のポイントカード。「ポイ活」なる言葉も生まれて、節約生活の象徴的な存在になっています。でも、このポイントカードを持ちすぎていたり、生活の目的が「ポイ活」になってしまうと、本末転倒状態に。かえって、家計を圧迫する原因にもなりかねません。

というのも、「今日はポイント5倍！　どうせ買うなら今買わないと損」と、点数が稼げる日にドカ買いを繰り返してしまうと、余計なものまで買ってしまったり、あらかじめ立てていた予算をオーバーしたりして、かえって家計管理がしづらくなるからです。

また、私自身がかつてやっていた失敗ですが、ポイントカード用のカードケースをわざわざ買って持ち歩いていました。お得なはずのポイントカードによって、出費が増えてしまっていたのです。この習慣を見直したところ、毎月7万円以上かかっていた食費＆日用品の支出が5万円以下になり、2万円もの節約になりました。

余計なものを買いたくなる誘惑を防ぐ
確かにポイントカードを持っていれば、割引を受けたり、ポイントを貯めて特典を利用したりできます。でも、それが必ずしも節約になっているのかというと、どうでしょうか。1万円分ポイントが貯まったとして、その分貯蓄につながっているでしょうか？

私はそうは思いません。ポイントという目先の「お得」を手放したほうが、長い目で見れば支出を減らすことができると感じています。ポイントカードを作るのは、本当によく使う店舗に限定することをおすすめします。
ポイントカードは｢節約｣ではなく｢出費｣の象徴…｢ポイ活｣をやめたら月2万円の節約になった理由｢お金が貯まる財布｣と｢貯まらない財布｣の決定的違い (4ページ目) | PRESIDENT Online（プレジデントオンライン）

ポイントカードをたくさん持っていたからと言って、月に2万円も余計なものを買ったりしますかね。

クレジットカードだと現金のありがたみがない、という人もいますが、クレジットカードを持ったからと言って、
余計なものを買ったりしますかね。問題なのはシステムではなく、ご自身の思想や考えでは。
常に合理的な選択をしようと考えると、そんなに無駄遣いなんて出来ないでしょう。

ポイントなんてついても1％～数％。そのために無駄遣いなんてバカバカしいです。

とは言え無駄遣いも悪くない：

・・・と、そのへんのありきたりな節約サイトだと、これで終わりですが、
そもそもこのサイトとの読者はそれなりにお金を持っていて、
別に節約のためにポイ活をしているわけではなく、ただ楽しいからやっているという人も多いかと。

この特売品はセールな上にポイントが2割付きます、なんて言われたらついつい買ってしまうのも悪くない。
今日はお得に買物が出来た、本当に必要なものだったか、と聞かれるとちょっと謎だけど、
まぁ無駄にはならんだろう、ということでほくそ笑むのもたまには良いのではなかろうか。

月に2万円、年に24万円ぐらい浪費してもいいじゃない。完全に無駄金ならばともかく、
財・サービスをちょっと多めに買うのならば問題ない。要らないならば*0.8程度で売れるし、
どうせそれぐらいのお金は人生を楽しむためのマージンであり、必要経費であり、
またそのぐらい稼いでいるので問題ない、なんだかNISAも激増してるし、という人も読者に多いハズ。
セコセコと小銭を節約したって意味がないのよ、楽しまなければ、節約の努力は稼ぐ方向に向けたほうが、
よほど未来がある、というところでしょう。

まぁ完全に月2万円無駄な出費はちょっと大きい気もするので、5000円～1万円程度の
ちょっとした贅沢・余裕・マージン・遊びぐらいがちょうどいいかも。

という訳で、プレジデント誌の趣旨には反しますが、人生をより豊かにするために、
趣味としてポイ活やら割引ハンターを楽しみましょう。儚い人生の拙い楽しみとして、別にいいじゃないですか、
多少の無駄遣いをしても。にんげんだもの、ゆとりまん。