イスラエル在住邦人避難の政府チャーター便、一人3万円を課金へ。しかもドバイ止まり。韓国は無料でソウルまで直行なのに？

イスラエル在住邦人避難の政府チャーター便、一人3万円を課金へ。しかもドバイ止まり。韓国は無料でソウルまで直行なのに？

イスラエルからの日本人の避難を支援する政府チャーター便ですが、何故か一人3万円という
課金をしているそうな。

外務省によりますと、イスラエルとパレスチナにいる日本人は今月9日の時点で、およそ1300人で、イスラエル軍が大規模な軍事作戦に向けた準備を進めているとみられる中、日本政府は日本人の出国を支援するため、チャーター機1機を手配しました。

チャーター機には出国を希望した日本人8人が乗り、日本時間の14日夜11時半すぎ、テルアビブの空港を出発しました。

そして、日本時間の15日午前2時40分ごろ、UAE＝アラブ首長国連邦のドバイに到着しました。

ドバイから先の目的地には、各自で移動手段を確保してもらうということです。

これとは別に、韓国政府が派遣した軍の輸送機に日本人51人が同乗してイスラエルを出国し、14日夜、ソウル近郊の空港に到着しました。
日本政府手配のチャーター機 邦人8人乗せドバイに到着 | NHK | イスラエル・パレスチナ

しかも行き先はジャパン直通便、ではなく、アラブ首長国連邦のドバイ、そこからは自力で帰ってね、
とのこと。まぁいいんだけどさ。
政府のチャーター機“有料”に邦人不満｜FNNプライムオンライン

そりゃ確かに政府チャーター便は金もかかるでしょうけど、何故に一人3万円負担、
そしてドバイ止まりなのか。そんな小銭、いちいち課金する必要があるのか。
「無料で救出されるなら外務省の渡航危険レベル高エリアにあえて行ってみるか」という、
モラルハザードが現地で発生するような状況なのでしょうか。

おそらく小型な民間機しか借りられなかったので航続距離が足りない、
などの事情はあるんでしょうけど、だったら自衛隊機出せよなぁ・・・

なぜ日本政府はいつも日本人には厳しいのでしょうかね。
別に観光じゃなくても、ビジネスや国際機関での仕事、医療従事者として現地にいる人もいるだろうに。

有事の際のこうした支援体制が整っていることが、いざという時の安全安心を確保しつつ、
世界中で活躍できる人材を輩出でき、ひいてはその国の発展に繋がる、という気がします。
日本政府にはそうした国家百年の計への思慮が全くない。

もちろん、向こう見ずな観光客が拉致されて人質ビジネスをやって、その後帰国して講演会を開いて儲ける、
そんな不届き者もいるので、その連中は分けて考える必要がありますが。