環境省、エアコンのサブスクを始める。3年以内に老人ホームに入るならばありか？

環境省、エアコンのサブスクを始める。

※ちょっとシミュレーション表のサブスク側で初期費用が足されていないミスを発見。今晩直します。

熱中症の死傷者の8割は65歳以上で、エアコンを取り付けていなかったケースも少なくないそうで、
ただしエアコンは初期費用もかかることから、環境省が空調メーカーと共同でビジネスモデルの構築に
取り組む模様です。

　環境省によると、エアコンの一般的な価格は１台１０万円で、設置時の負担は工事費と電気代を含め約１２万５０００円。一方、同省の試算ではサブスクを利用した場合、負担は約２万５０００円まで抑えられる。月２０００～３０００円程度の利用料は発生するものの、高齢者らの利用が期待できるとみている。
　そこで同省は２２年度、高齢者の利用を想定した実証事業に乗り出す考え。再生可能エネルギー由来の電気の契約とセットとすることや、エアコンの使用状況から高齢者の健康状態を確認する見守り機能を備えた仕組みも検討する。

エアコン1台10万円もするか？

参考までに6畳で4万、10畳で5万、12畳で7.5万、14畳で8万、18畳で一気位に値段上がって11万、
20畳で14万、23畳で15万ぐらい。
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取り付けは1.5万～2.5万ぐらいでしょうか。

サブスクを利用すると、月2000－3000円程度の負担となり、高齢者の利用が期待できるそうですが、
本当かいな。そもそも状況に応じて契約したり解約したりが柔軟にできるのがサブスクの
利点なはず。真夏と真冬だけエアコンが安価に利用できる、それが理想ですが、
エアコンは当然設置と取り外しが必要なことから、そんなことは出来ません。

利用者として高齢者を想定していますから、老人ホームに入る以外は引越しもしないでしょう。

だったらさっさと買ってしまったほうがお得なのは、計算するまでもなく言うまでもないのですが、
一応計算してみます。

設置費用は2万円、イニシャル費ゼロ、月額2500円、電気代は別として、計算します。
一括購入価格は10万円としましょう。

あくまでも前提条件は仮置きでのシミュレーションなので、
詳細条件が判明したらもう少し精密なモデルが組めるかも。

初期費用こそ安いものの、4年目で逆転し、8年目で2倍、10年で2.5倍の差が付きます。

よって圧倒的コスパの悪さ。

ただ、3年以内に老人ホームに入るから、それまでのつなぎで使いたいとか、
そういう用途であれば良いかもしれません。

ただ、そういう未来の予定って概ね変わりますから、必要だなと思ったら我慢せずに
早めに付けるが良いかと。

電気屋に行くとやたら高級モデル（加湿やら除菌やら）が売っていますが、
価格コムで手配すればだいぶ安く付きますしね。

お年寄りや貧困世帯に必要なのは、サブスクリプションサービスではなく、
価格コムの使い方と、クレジットカード、そしてそれらの相談窓口かも。