Yahoo!副業がサービス開始。あの有名企業で「都合のいい人材」になれるぞ。
2015年、当時電通社員だった東大卒24歳女性の自殺を受け、社会的なムーブメントとなった副業解禁ですが、
2018年「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が制定され、本格的に企業にジワジワと浸透しつつある・・・
ようには見えない企業の副業状況ですが、さて、Yahoo!が副業マッチングサービス「Yahoo!副業(ベータ版)」の
正式提供を開始しました。
現時点で参加(募集)している企業:
Yahoo!、エキサイト、一休、博報堂、Medical Note、hey、Baseconnectなど9社。
これに登録しておいて、今の職場では日の目を見ない俺様の能力を副業先の企業で活かして大活躍し、
そっちに引き抜いてもらうんだ!と意気込むのも結構ですが、そもそも企業が人が足りなかったら、
最初から募集するよね。
人は足りてないけど、正社員を増やすことは出来ない。外部委託する形でスポットだけ有能な人に
着てもらえないか・・・という都合のいい企業と、「自分の能力と時間を売り込みたい労働者」をマッチングさせ、
「企業にとって都合のいい人材」と仕立て上げられて、良いように使われて、プロジェクト終了後は
はいさいなら、だって契約終了だからね、と切られて終わりそう。
副業で来てくれる人、それは紙おむつのような存在。
もちろんそれが人と人の出会いに繋がることは否定はしませんが、企業から見てスポットで外部委託する人って、
まさに「都合のいい人材」ですし、育てる気も、のちのち面倒を見る気もサラサラにありません。
利用するだけして捨てるだけの、紙おむつのような扱いです。
もちろん、今働いている企業側は「副業したいから」と言っても仕事量は減らしてくれませんし、
「あの人、副業してるってよ」と噂をされます。
副業先も「本業忙しいから程々で良いよー」と言ってくれるわけもなく、「まだ?」「バリュー出してる?」
「契約通りやってくれないと困るんだよ」と言われそう。
でもやってみるのが人生だろ:
とは言っても、そんなことでめげているようじゃ先はない。気軽に出来るから副業なんだ。
とにかくやってみよう。前を向いて進んでいるうちは、あまり後悔しなくて済む。
という訳で、暇と能力を持て余している人はとりあえずYahoo!副業に登録してみて、
「良いように使われてるな、俺」と思いながらも外の世界を見てくるのはありかも。
外の世界を見ることで「今いる会社はまだマシだな」とか、「もうちょい頑張ろう」とか「やっぱり辞めよう」とか、
「転職してもっと給料あげよう」とか、新たな知見が得られるかも。
単純作業がメインな職種ほど、会社は副業が認めがち。
専門性の高い職種は常日頃アップデートしなくてはならず副業しているヒマなどない。
しかも、自由な社風の外資系でさえ、専門職には副業など認めていない。
といいつつも、もし仮に副業解禁なったら、英語オンライン講師かプログラミングスクール講師ならやってみたいw
上手いこと言おうとして失敗しちゃった例
紙おむつ笑