クライミング/ボルダリングシューズの匂いを重曹20円で消す方法。
最近足がくっさくさな管理人ですが、ボルダリング・クライミングでシューズを履く際には、
ユニクロのMEN ベリーショートソックス(25~27cm)を使用しています。
ユニクロ MEN ベリーショートソックス(25~27cm) – UNIQLO ユニクロ
1個330円、3個で980円ぐらい。
ですが、流石に同じ靴を1年程度履き続けると、流石に脱いだ瞬間にいい感じの匂いが
室内に立ち込めるようになってきたので、なんとかしようと思いたち、重曹消臭法で
匂いを緩和してみることにしました。
重曹とは。入手先。
重曹とは、別名炭酸水素ナトリウムと呼ばれており、水に少し融解する物質です。
消火剤、ふくらまし粉、ベーキングパウダー、洗浄・脱臭、油落とし効果があります。
なお、炭酸水素ナトリウムは化学式 NaHCO3で示される通り、弱い弱塩基性を有する
アルカリ性物質であるため、肉や魚、ひいては人間の油臭さを緩和することが出来ます。
管理人はダイソーなどの100均で250g入を買ってみました。
食用とその他用途用で分けて売られている場合が多く、食用の方が高いですが、
今回は靴に突っ込んで消臭する用なので、どっちでもOKです。
管理人は何にでも使えるユニバーサルタイプ(というかこれしか売ってなかった)を購入しました。
重曹をクライミングシューズに突っ込んでみる。
さて、管理人の使い古したInstinct VSの画像はこちら。
白くなっている部分は、チョークの粉です。
これにダイソーで買った重曹をぶち込みます。
ちなみにパッケージはこんな感じ。
適当に各おおさじ1杯分ぐらい突っ込みます。
重曹による靴消臭法:
①重曹を靴に注ぎ入れたら、あとは素手でつま先、足の甲、かかと等々全域にまんべんなく重曹が
行き渡るよう、粉を塗り込んでいきます。重曹は素手で触ってOKです。
食用ですし、アルカリ性と言っても非常に弱いので。
なお、この塗り込む作業ですが、結構重曹が靴から落ちるため、流しの上で行いましょう。
重曹は若干水に溶けますので、落ちた重曹は流しましょう。
靴の内部に重曹が行き渡ったら、第2ステージへ。
②次に、シューズをビニール袋に二重に入れます。
その後、シューズの外装に重曹が行き渡るよう、シューズの上に重曹をぶっかけます。
シューズが真っ白になるぐらいまぶしましょう。その後、ビニール袋を閉じて、
1分ぐらい撹拌し、靴全体に重曹が行き渡るように混ぜましょう。
その後、ビニール袋の袋は閉じたまま、一晩寝かせましょう。二晩寝かせてもいいかも。
これにより、消臭・脱湿を行います。
③ビニール袋からシューズを取り出して、外装及び内装の粉をふるい落とします。
単純に流しの上で靴をお互いぶつけるようにすれば、振動衝撃で重曹が落ちてきます。
ある程度重曹を落とした画像がこちら。外装には重曹が残っていますが、まぁ消臭・脱湿効果が
持続するだろうとポジティブに捉えましょう。外装の重曹の白い汚れのように見える粉は、
登っているとそのうち落ちていきます。
なお、重曹が残っていても特に問題ありません。逆に、靴内部に重曹が残ることにより、
粉として滑りが良くなり、クライミングシューズが履きやすくなるという利点もあります。
しかし、なんとなく靴内部に重曹が残っていると肌がかぶれるのではないか、と考える人は、
そこそこ念入りに除去したほうがいいでしょう。管理人はどっちにしろソックスを履いているので、
そこまで気にしないですけどね。
重曹による靴消臭法の効果:
さて、消臭の結果はどうでしょう。
靴を脱いだ瞬間のモワ~ンという嫌な匂い、及びクライミングシューズが空間に放出する、
なんとなく遠くから臭うなぁ、という匂いがなくなりました。
ただし、靴に鼻を突っ込んで匂いを嗅ぐと、やっぱりまだ匂います。まぁ犬か変態さんみたいな
匂いを嗅ぐ行為をしない限りは、十分に許容範囲に匂いが収まることが確認できました。
なお、重曹の残り重量を図ると200gちょいであり、もともと250gで買ってきたので、
50gほど、つまり20円分の重曹を使用したことになります。250円で5回消臭可能です。
シューズが匂い始めたら、1-2ヶ月をめどにこの消臭法を試してみましょう。
100円で5回消臭出来るのであればコスパは抜群ですね。
後日談:やっぱり100均はコスパが悪い。
アマゾンで重曹はなんぼするんやろか、と検索すると同じパッケージ商品が出てきました。
自然にやさしい重曹 お徳用 1kg 300円。一方100均は250g100円。
つまり1kg換算で400円。アマゾンのほうが25%ほど安い計算になります。
大量に消費する人は、ダイソー100均ではなくアマゾンで買いましょう。