スマートフォンの卓上ホルダ(クレードル)でも充電時間と効率は同じ。電流・電圧チェッカーで測定したぞ。急いでいるときにUSBアダプタ直接接続は時間の無駄。
急いで外出しなければ行けないけど、スマートフォンの充電が切れそう、
だけどモバイルバッテリーは今持っていない、そんなときに卓上ホルダ≒クレードル経由で
充電しようかどうか迷ったことはありませんか?
ひょっとして卓上ホルダが充電効率の妨げになっていると思ったことはありませんか?
ロスレスな充電を行いたい時は、卓上ホルダではなく、USBアダプタ直結とするべき?
ちょうど電流チェッカーを買ってみたので、検証してみました。
検証機材:
ルートアール QC2.0対応 USB簡易電圧・電流チェッカー 積算機能・時間・ワットVA同時表示対応
RT-USBVAC3QC 1780円。
QuickChage2.0(ドコモで言う急速充電2)に対応し、 5Vのほか、9V、12Vの電圧に対応した電流チェッカーです。
アマゾン売れ筋の電流チェッカー部門NO1。
ACアダプタはこれ:
富士通SIMフリースマートフォン:arrowsM02付属のUSB-ACアダプタ。
DC5.0V-2.0A出力に対応。QuickCharge2.0には未対応。
卓上ホルダはドコモのF-01H版のNTTドコモ 卓上ホルダ F51を使用しました。
ケーブルもM02対応の太めのケーブルで検証しました。これなら大電流でも流せそうだったので。
卓上ホルダ充電時:
まずは卓上ホルダ充電時の電圧と電流をチェックします。
5.33V-5.35V、1.37A-1.38Aと若干変動があります。
ACアダプタ直結時:
急いでいる時は充電効率を考えて、ACアダプタ直結じゃ!ということで充電したときの画像。
5.33V-5.35V、1.37A-1.38Aと若干変動があります。
って同じやんけ。という訳で、少なくとも富士通SIMフリースマートフォン:arrowsM02と
ドコモ卓上ホルダF51の組み合わせでは、特に卓上ホルダ使用時に充電ロスは発生することはありません。
逆に卓上ホルダを取り外し、普段使ってないであろうmicroUSBのカバーを取り外し、
ケーブルを接続する手間&イライラする機会費用が無駄であることが分かりました。
急いでいる時にこの作業はイライラするんだよなぁ・・・
卓上ホルダの構造はおおよそ同じなので、その他卓上ホルダでも同じことが言えるでしょう。
ただし、今回はQuickCharge2.0や更に上位のQuickCharge3.0対応のUSBアダプタでは行っていません。
[Quick Charge 3.0対応]AUKEY スマホUSB充電器 ACアダプター 6ポート 60W PA-T11
3599円。
よって、規格上電圧がシビアになりそうなQuick Charge2.0~3.0の検証結果は、
また別の結果が出る可能性もあります。
ただ、スマホ付属の充電器程度であれば、卓上ホルダを経由しようがしまいが、
充電時間に差は出ないことが言えるでしょう。