今度はZaifがハッキング被害。ビットコインなど67億円が不正送金へ。9/20～。
仮想通貨取引所Zaifを運営するテックビューロが、9/20 2時、ハッキングの被害を受け、
BTCなど67億円相当の不正送金が行われたことを発表しました。
経緯：
・9月14日17時頃から19時頃までの間：不正アクセスが行われ、ホットウォレットで管理している
仮想通貨（BTC、MONA、BCH）が不正に送金されました。なお、BTCの被害額が現時点で67億円であり、
MONAやBCHの被害額は調査中とのこと。
・9月17日：サーバ異常を検知しました。
・9月18日：ハッキング被害を確認しました。
・9月20日：ハッキング被害についてプレスリリースしました。
・9月20日：フィスコ子会社から50億円の資金調達の検討をする基本契約を締結しました。
・9月20日：株カイカとセキュリティ向上のための技術提供契約を締結しました。
当初、9/17より入出金のサーバー障害との報告でしたが、実際は違ったようです。
↓9/17時点のツイート：
現在、BTCとMONAの入出金がサーバ障害により、停止しております。復旧に向け調査中です。入出金をお控えいただけますようよろしくお願いいたします。ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2018年9月17日
なお、盗まれたビットコイン等の資産を補填すべく、JASDAQ上場企業である株式会社フィスコの子会社から、
50億円を提供する金融支援、テックビューロの株式の過半数を取得する資本提携を検討する内容とする
基本契約を締結するに至ったそうな。
現時点での出金再開予定日は未定とのこと。
9/14にハッキングされて9/17まで気が付かない運営、そして資金繰りやセキュリティの契約のめどが立ってから
発表する運営、大丈夫ですかね・・・普通は9/18の時点で報告するよね。
↓9/18 20:22時点のツイート：この時点ではまだ被害が確認できていなかった？
【仮想通貨入出金障害の続報】
Zaifで取り扱っている、以下のカウンターパーティトークンについても同様に出金が停止しております。
ZAIF/XCP/BCY/SJCX/FSCC/PEPECASH/CICC/NCXC
お客様にはご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2018年9月18日
また、50億円の資金調達はあくまでも「検討」段階であり、実際に融資されて顧客への返金に回されるかは不明。
コインチェックは自己資金で500億調達しましたが、Zaifは「検討」の段階で公表しないといけないとな・・・
ただし、各仮想通貨は特に値段が下がっていない模様。
特に好材料がなさすぎて皆さんあきらめムードなのか、飽きちゃったのか・・・
とりあえず今後の発表を待ちましょう。
