ロジクールのハイエンドマウス MX ANYWHERE 2Sをポチってみたら言うほど良くなかった。
ロジクールのモバイルハイエンドマウス、MX ANYWHERE 2S、MX1600sGRをポチってみたのでご紹介。
なお、最安値はアマゾンの7804円、そこから更に10%OFFクーポン配信中で、実質7000円ちょいで買えます。
パッケージ画像:
はいどうぞ。最近はロジクールもパッケージに気合が入ってますなぁ。
裏面。異なるデバイス、OS間でマウスカーソルのシームレスな移動、テキストや画像のコピペ支援、
ファイルのコピー&ペーストをサポートするFLOWの説明文が書かれています。
本体画像:
なお、ホイールの下のボタンは任意のボタン機能を割り振ることが出来ます。
出来ますが、半ば強制的にミドルクリックを割り振らなくては行けない理由があります。
理由は後述。
目立たぬようにロジクールロゴあり。最近のマラソンマウスなどはロジクールの白いロゴがダサかったので、
これは好印象。
親指部分は最近ロジクールの流行りの3Dポリゴン造形となっており、持ちやすくは、無い。
といいますか、普通です。マラソンマウスなどと特に変わらない印象。
裏面です。一応シリアル番号等はモザイク処理をしています。
なお、下にある3つのボタンはBluetoothのペアリングや、
3台までのデバイスを切り替えて使うボタンとなります。
重さは公称111gに対して、104.4gとまずまず優秀な予感。
使用感:
手に持った感じはかなり小型で、ただ小さすぎることもなく、非常にコンパクトに纏まっている感じです。
ただ、家でメインで使うには少し物足りない間もあるかも。
あくまでもモバイルハイエンドマウスという位置づけかと。
ホイールもできが良く、スクロールするたびに少し強めのコリコリ感があり、
「M337などの安物とは違うんやで」感がしっかりと出ています。M337のほぼコリコリ感なしの
スクロールは好みじゃないですね。。。
ここまではいいのですが、肝心のホイールクリックでコリコリ感なしの無抵抗ホイールスピンモードに
突入するのが、長所でもあり短所でもあります。
そしてこのホイールがかなり人を選びます。
人によってはこの高速スクロールを多用し、縦に長いWebページを高速スクロールしたり、
何千何万行ものエクセルを高速処理するのでしょうけど、管理人は言うほど使わないんですよね。
とは言うものの、マウスのミドルクリックはWindowsならば何かと使いますから、ホイールの下のボタンは、
自動的にミドルクリックを割り当てざるを得なくなります。
そうすると、残りの割り当てられるボタンはサイド度の2つのみ。うーん、現行のマラソンマウスから
1ボタン減っただけやんけ。。
もっとも、現行のマラソンマウス(2018/1/25~)のM705mから親指部分のボタンは削除されています。
関連記事:ロジクール マラソンマウス M705mが新発売。ボタンが1個減って4880円お値段据え置き。親指難民発生予定。1/25~
結構そこのボタン使うんだけどなぁ・・・
たしかにこのMX ANYWHERE 2Sはレーザートラッキングでガラスの上でも問題なく動作させることが出来ます。
出来ますが、それだけです。だって普通マウスパッド使うし、外出時でもA4のホワイトペーパーを
1枚ノーパソに挟んで持っていき、カフェなどでマウスパッド代わりに使用するから、
そもそもガラス上でトラッキングする価値は微妙。
というわけで、7000円の価値があるかは正直微妙。マウス自体はいいものですが、
マラソンマウスじゃ駄目なんですか?と言われたらそれでもいいかも。
MX ANYWHERE 2SはマラソンマウスにはないBluetooth接続をサポートしていますが、
WiFiやBluetoothの飛び交うカフェなどにおいては、時々接続が切れましたし、
安定性ではUnifyingの圧勝。あのレシーバーは相当小型化されていますから、常時指しっぱでも
気になりませんしね。
USB-Cしかない最近流行りの拡張性に乏しいノーパソ向けにはBluetoothが威力を発揮しますが、
そもそも管理人のノーパソ(CF-RZ4、VAIO PRO 13)はフルサイズUSB付いていますし・・・
とまぁ文句ばかり書きましたが、サイズはちょうどよく、トラッキング性能は上々で、
見た目もカッコイイマウスです。Bluetooth接続が好きな人は、ポチってみるのもありかと。
最後に弁明すると、管理人の用途、ニーズとMX ANYWHERE 2Sがあんまり合致していなかっただけで、
モノ自体はええもんやで、と言うことになります。