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GPD Pocket、GPD WINがツクモで販売予定。販売は2017年9月下旬より。

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GPD Pocket、GPD WINがツクモで販売予定。販売は2017年9月下旬より。

昔々、10年ぐらい前、まだまだWindowsXPが全盛期だった頃、UMPC(Ultra-Mobile PC)という
それはそれは非力なPCの規格があったそうな。

管理人も下記のシリーズを一通り買いました。
・FMV-BIBLO LOOX Uシリーズ(ファンがクソうるさかった)、
・VAIO type U(ケツポッケに突っ込んでみたけど、解像度高すぎて見づらい&トラックポイントがクソ)
・WILLCOM D4(全体的にうーん、という出来栄え)

いつの間にかネットブックと呼ばれる、ASUS(EeePCシリーズ)やAcer(Aspireシリーズ)あたりの台湾メーカーや
オンキヨーなどのメーカーが大量に参戦して、ATOMなどの非力なCPUを積んだマシンを撒き散らしましたが、
結局ネットサーフィンと軽い文系のOfficeワーク以外には実用に耐えず、次第に下火になっていったと
記憶しています。

その系譜(非力さも含む)はWindowsタブレットに引き継がれていますが、あの頃のAtomよりは
処理性能は多少マシになったとは言え、あの時代のローエンドノートパソコンが原因で、
Atomブランドにアレルギーを示す人も多いかと。

思えば15年ぐらい前までは東芝や富士通、NECなどのノートパソコンとパナソニックのレッツノート、
ソニーのVAIOが全盛期でしたが、今となってはレッツノート以外残骸しか残っていません。
VAIOタンは独立して一応元気?ですが、それもいつまで続くことやら。
NECのPC部門はlenovoに買収されてしまいましたし。

東芝、富士通もいつまでコモディティ化したパーソナルコンピュータのものづくりを
続けることが出来るのか、カウントダウン段階かも。

さてはて、時代は移りまして2017年9月下旬、リンクスインターナショナルが代理店となり、
キワモノで有名なGPDのGPD PocketとGPD WINを販売開始するそうな。

製品名 希望小売価格(税別)
GPD Pocket 59,800円
GPD WIN 46,800円

GPDってなんやねん?という人や「なんかクラウドファンディングで金集めていた気がする」という人もいるかと
思いますので、簡単に要約すると次の通り。

GPD WIN:
3DSLLのサイズ感にゲームコントローラーを詰め込み、Windows10が動くマシンです。
Windows 10 Home 64bit、Intel Atom x7-Z8700(Cherry Trail)、
mem4GB、ディスプレイ:5.5インチ(1,280×720)、eMMC64GB、重さ約369gのマシンです。
フルサイズのUSB-A×1、USBB-C×1を搭載。

エミュレーターなどを動かすと楽しいかも。

GPD Pocket:
ニンテンドースイッチのコントローラーを取り外したサイズで、7型のWUXGA(1920×1200)を搭載。
こっちはコントローラーがありません。

Windows 10 Home 64bit、Intel Atom Z8750、
mem8GB、eMMC128GB、重さ約480gのマシンです。フルサイズのUSB-A×1、USBB-C×1を搭載。

下記記事を読んでみるのもありかも。
【Hothotレビュー】モバイラー待望のクラムシェル型UMPC「GPD Pocket」レビュー – PC Watch

ちなみに両方共、設計は中華人民共和国です。

元々アマゾンで輸入業者が売っていたので、そこまで目新しくもないですが、
TSUKUMOがリアル店舗で販売することで、ユーザーの裾野が増え、改造情報なども増えるかも。

管理人も出先でブログ更新用のポケットコンピューターとして少し気になっています。
販売したら、店頭で触ってみましょう。


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