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結局テザリングと比べて無線LANモバイルルーターは何が優れているのか。その運用法。

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結局テザリングと比べて無線LANモバイルルーターは何が優れているのか。その運用法。

管理人は先日のひかりTVショッピングのMR05LN超絶投げ売りを勢いで拾ってみたのですが、
「どうしてデザリングじゃ駄目なんですか?」という蓮舫さんばりのご指摘が頭のなかで
湧いてきたので、モバイルルーターの利点を無理やり考えてみました。

目次

テザリングじゃなくてモバイルルーターを持ち運ぶべき人:

・移動が多く、タブレットを活用する人。
⇒常にスマホでテザリングするのは、スマホのバッテリー消費的に非効率。
スマホのパケット容量も消費しますし。

・自宅で通信断絶が致命的となるため、バックアップ回線を準備する必要がある人。
⇒通信障害が致命的障害となりうる職業(在宅ワーカー、専業ブロガー、FXで稼いでいる人)などに有効かと。
光ファイバー回線のバックアップとなります。

このような人は、自宅の母艦PCはデスクトップPCのはず。自宅の光ファイバーが
メンテナンスなどで数時間ダウンする時に、いざスマホからUSBテザリングしようとしても、
ケーブルが非対応だったり、ドライバが必要だったり無かったり、すぐには出来なかったりします。
クレードル付きのモバイルルーターであれば、有線LANで接続できますので、
(MR04LN、MR05LNの場合)、さくっと繋ぐことが出来ます。

母艦PCがノートパソコンでも、長時間テザリングするのはモバイルルーターの方が、
バッテリー、発熱、処理性能的に安心かも。

・社給携帯は別途持っており、個人用にタブレットなどが欲しい人。
⇒自分でSIMフリータブレットを買って、MVNOSIMでも挿せばいいのですが、
SIMフリータブレットって選択肢が限られるのですよね・・・
かと言って会社の携帯でテザリングしまくると、ちょっと目立ちますので、後で用途を聞かれた時に、
返答に窮するのは困る。そんな方にモバイルルーター+タブレットがオススメ。
もっとも、自分の欲しいタブレットにSIMフリーモデルがあるならば、それで問題ないかも。

・自宅回線と共用したい人。
外出先ではモバイルルーターとしてスマホやタブレットをWiFiで接続し、自宅ではクレードルにセットして
有線LANとして回線を使用したい人向け。

なぜテザリングしたくないのか:

iPhoneなどスマホでテザリングすると、当然発熱&バッテリーを消耗します。
根本的な問題として、外出先でのスマホのバッテリー切れは非常に困ります。
まぁモバイルバッテリーを持ち歩けばいいですけどね。そっちの方が安いですし。

ただ、スマホでテザリングすると、バッテリーの充電サイクルの消費が早くなり、
スマホのバッテリーの劣化が早まります。
モバイルルーターであれば、バッテリーは取り外し可能で即座に交換可能です。
まぁモバイルルーター費用をiPhoneのバッテリー交換代に充てればいい気もしますが・・・

モバイルバッテリーの運用方法:

実際に外出時、地下鉄等で運用してみて感じたことを踏まえ、つらつら書いてみます。

・月末など、メイン回線のデータ容量が逼迫しているときに、MVNOのSIMが余っていれば、
そちらにトラフィックを逃がすことが可能です。メイン回線が音声SIMでメインの電話番号が
そこに紐付いているため、メイン回線で待受する必要がある方にオススメ。

キャリアで追加でデータ容量買えば、2GBごとに2,500円というスーパーボッタクリプランですので、
たまに容量オーバーするけど、キャリアのプランを変えるほどではない人にオススメ。

・WiFiテザリングはバッテリーを食い、Bluetoothテザリングは遅いのが通説です。
モバイルルーター側の電源は常にON、WiFiもON(通信がないと勝手にスタンバイとなる)とすることで、
端末のテザリングを活用せず、端末のバッテリーは温存することが出来ます。

なお、MR05LNではモバイルバッテリーがスタンバイ状態から電源ボタンを押すと8秒で復帰できますし、
タブレットやスマホの子機からアプリ、またはBluetoothでスタンバイ状態の解除は可能です。

そうすればモバイルルーターのWiFIに繋がるので、いちいち端末またはルーターのテザリングを
ONにすることなくクイックレスポンスな使用が可能となります。

その分ルーターのバッテリーは食われますが、まる1日は十分に持つ上、万が一バッテリーが切れた場合は、
端末のテザリングをONにして活用すれば良いかと。

・モバイルルーターの電池パックは交換可能な上、
NEC Aterm MR05LN / docomo Wi-Fi STATION N-01H / N-01J /
UQコミュニケーションズ Speed Wi-Fi NEXT WX01 / WX02 互換バッテリーが2500円ぐらいで買えるため、
2年程度使用して劣化した場合は、交換すればいいでしょう。

充電器セットが2570円。バッテリーのみの充電も可能で、バッテリーを入れ替えも可能。

・電波が弱い所でルーターを電波が良い所(高所、窓際など)に設定し、
スマホなど子機へはWiFiにて電波を飛ばす運用が可能です。
なお、MR05LNには電波強度メーターが付いており、dBm単位で電波強度を測ることが出来ます。

・ダブルSIM対応のため(切換10秒)、ベンチマークテスト時などに迅速なSIM切換が可能です。
MVNOのSIM速度を測ることが趣味な人や、比較サイト運営者には便利かも。

普通のスマホでSIM入れ替えって電源をON/OFFする必要があり、すごくめんどくさいのですが、
これならば2枚同時挿しして、切り替えてベンチマーク可能です。

・スマホなどの子機にドコモ回線、モバイルルーター側がauまたはソフトバンクSIMなど、
異なるMNOを経由して通信が可能なため、どちらかの電波が弱い箇所でも通信を確保出来ます。
バックアップ回線として利活用出来るかも。

・ドコモの末尾F世代の端末(2014年頃)は、端末側のスペックの問題(ルーティング性能?)か、
Pingが思うように出ず、レスポンスが非常に悪かった記憶があります。
その時代のスマホを使っている人は、スマホを買い換えるか、モバイルルーターを導入すると、
体感スピードが劇的に向上するかも。

MR05LNのバッテリー消費具合:


環境・時間:地下鉄移動40分
作業内容:ノートPCでブラウジング+文章作成。動画鑑賞や音楽鑑賞などは行わず。

この条件でバッテリー消費は70%⇒65%で5%消費、データ消費量は120MBくらい。
地下鉄でも途中で途切れること無く通信できました。まぁ当たり前ですが。
ということは、1時間で8%ぐらいのバッテリーを消費するとして、10時間~12時間ぐらいは通信できそう。

なお、バッテリーエコモードとして、70%で充電をカットする機能も付いているので、
バッテリー劣化防止にオススメ。

という訳で、半ば無理やりモバイルルーターの利点を書いてみました。
モバイルルーターの欠点としては、本体代が必要(1万円)、モバイルルーターのバッテリー管理も必要、
というところですね。

メイン回線は保持しておいて、MVNO・SIMの無料キャンペーンを適当に渡り歩いて遊びたい人には、
1万円払えばそこそこ遊べるかと。

今回は1モバイルルーター対1スマホや1ノートPCでの実験でしたが、
この子機が多く増えてきて、1対多だと、ルーティング性能でそれなりにモバイルルーターの性能差が出てくるはず。
そういった人は、導入を検討してみるのもありかも。


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