アマゾンでモバイルワイヤレス充電のAnker PowerCore Magnetic 5000がセール中。普通外出時はUSB-PD有線接続で高速充電するよね。
※26%OFF。
こんな感じで外出時にくっつけるだけで気軽に充電できる、しかもマグネット式で位置がずれない、
というのが利点なモバイルバッテリーです。
果たして利点か?
まずね、どう考えても持ちづらい。マグネット式とは言え、移動時は手で全体をホールドしなくてはならない。
その場合はデカイし持ちづらい。有線だとバッテリー本体はかばん、手にはスマホ、という持ち運びが出来ます。
そしてワイヤレス充電しながらApplePay使えるか?無理でしょう。まぁ一旦外せばいいのですが。
外でワイヤレス充電する意味:発熱と劣化、遅い充電。
まず、本質的にワイヤレス充電は遅いです。据え置き型ですら遅いのに、
こいつは最大で5W(5V×1A)という遅さ。実測はより遅くなるでしょう。
USB-PDで充電すると所謂最近は普通となってきた急速充電をすると、18Wなので、
実に3.6分の1の遅さ。
これが別に家だったら良いんですよ。家に帰ってきて、ワイヤレス充電スタンドに立てて、
後は寝るだけなので、朝起きたら満充電です。たまに位置がずれて充電できていなくて
発狂するパターンもありますが。
一方、外だとスマホを使う機会が当然増えます。しかし、充電しながらスマホを使うと発熱がひどく、
バッテリーがどんどん劣化していきます。ワイヤレス充電する側もバッテリーなので、二重の発熱で
熱がこもってろくでもない。
よって結論として本製品はろくでもない。iPhoneという高級品をバッテリー劣化を気になる前に、
ポンポンと買い換えることが出来る貴族はともかく、普通の人は2年ぐらいは使うでしょうから、
おとなしく有線充電のほうが良いかと。
Magsafeの15W出力できるサードパーティ製品がなかなかでないね