銀行の定期預金金利、昨年の3～4倍水準に。

銀行の定期預金金利、昨年の3～4倍水準に。

日銀のゼロ金利政策の終了とともに、市中銀行の定期預金金利も上昇しています。
概ね0.5％～条件付きで1％などが普通となりつつある時代です。

銀行が冬季の期間限定で定期預金の金利優遇を競い合っている。SBI新生銀行が5年物で年1.2%（税引き前）の金利を適用するなど、昨年の3〜4倍程度の高い利率を提示する銀行が多い。「金利ある世界」に戻ったことで預金獲得の重要性が増しており、冬の賞与（ボーナス）に照準を合わせて預金の積み上げを狙う。

（中略）

各行が高い金利を設定して多額の預金を集めようとするのは、利ざやの拡大によって収益を増やす余地が広がっているためだ。個人預金は住宅ローンなどを貸し出す際の主な原資となるほか、預金を投資信託などに振り替えてもらえば手数料収益の増加にもつながる。「優遇金利が他行に劣後した場合、預金の流出に直結しかねない」（ネット銀幹部）という事情もあり、各行は高い金利を競い合っている。
銀行、定期預金の金利優遇競う冬　昨年の3〜4倍水準 – 日本経済新聞

という訳で、無リスク資産として数年前に0.1％などの低金利で長期の定期預金を組んでいた人は、
中途解約しても改めて預け入れたほうがお得かも。

ちなみに個人向け変動国債10年は0.71％となっています。こちらもありかも。
現在募集中の個人向け国債・新窓販国債 : 財務省