タダ電、また改悪。電気代が毎月1万円無料⇒毎月6500円無料⇒5000円無料に切り下げへ。1/15～。

タダ電、また改悪。電気代が毎月1万円無料⇒毎月6500円無料⇒5000円無料に切り下げへ。1/15～。

※読者のコメントを記事にします。情報ありがとうございます。

元々、『タダ電』は、加入すると自宅の電気代が毎月10,000円までタダ（無料）、
ということで客集めをしていました。

さて、2023/9/1より毎月の無料料金を1万円から6500円分に切り下げが行われましたが、
2024/1/15より無料料金を5000円まで引き下げるの発表があったのでご紹介。

届いたお知らせ：

料金改定及び約款変更のお知らせ
いつもタダ電をご利用いただきありがとうございます。
2023年5月29日にサービスを開始させていただいてから
弊社の予想をはるかに超えるお申込をいただき多くの皆様に
ご利用いただいておりますこと、改めて感謝致します。

そのような状況の中で大変恐縮ではございますが、
2024年1月15日(月)利用分より一部料金を改定させて
頂くこととなりましたのでお知らせ致します。

【改訂内容】
・毎月6,500円まで無料→毎月5,000円まで無料
・毎月5,000円以上ご利用のお客様のみ基本料金280円が発生
・電力料金1kWhあたり65円→1kWhあたり70円へ変更
・燃料費調整額の算出方法を変更

今回の料金改訂は今年4月より開始される容量拠出金制度に
伴うものおよび可能な限り多くのお客様に継続的にサービスを
ご提供させていただく為の料金改訂となります。
何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

なお、大変残念ではございますが、今回の料金の改訂に伴い
他社様への切替えをご希望されるお客様に関しましては、
すぐに次の電力会社に切替手続きを行なって頂くことで
今月中の切替えも可能となります。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2024年1月5日 株式会社エスエナジー
(タダ電運営会社)

なお、電気量料金は1Khwあたり70円に変更、ということです。
東京電力などの規制料金プランの概ね2倍の単価ですね。
タダ電 – 電気供給サービス提供条件書

5000/70＝71kWh/月以上使う人は、普通に東京電力などを契約したほうがいいかも。
実際には東京電力は固定費部分もあるので、損益分岐点はもう少し上になります。

※追記：東電の従量電灯B、10A契約で損益分岐点を計算すると、133kWhが分岐点でした。
意外と使えますね。まぁエアコンとかは無理かもですが。
従量電灯B・C｜電気料金プラン｜東京電力エナジーパートナー株式会社

ちなみに、東京ですべての曜日で昼間に家に居ない場合、一人暮らしで12月の平均は198Kwhとのこと。

電気料金プランシミュレーション｜電気料金比較 – 価格.com

1ヶ月71kWhはもはや通常の人間の居住用ではありませんね。

という訳で、このタダ電を使うとお得になる人は、1人世帯でほとんど外出していて、
働いているか遊んでいるか、どちらか、という限られた人向けかと。
エアコンやクーラーなんてもっての他です。
滅多に利用しない別荘、倉庫、離れなどに利用するのもいいですね。
基本料金が不要ですから。

そしてこの会社、嫌なら出ていってくれ、というスタイル。
ということで、不満がある人は解約しましょう。毎月71kWh以内に収める自信がある人は
引き続き利用してみましょう。
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