JAL Global WALLETでJALマイルをマスターカードにチャージして消費可能。レート悪過ぎの恐れ。10/30～。

2020年10月30日

JAL Global WALLETカードは日本円でチャージして、海外で現地通貨で使用可能なプリペイドカードですが、
手数料が高いため、貴族用のカードとなっています。
関連記事：JAL Global Walletを海外で5万円以上使うと2000FLY ONポイントが貰える。修行僧向け。2/17～5/31。 | ニュー節約速報

普通の人は現地でクレジットカードを使ったり、カードキャッシングを行ったり、現地で両替したほうがだいぶお得。

さて、コロナ禍でほぼ同様のキャンペーンを期間限定で行っていたのですが、
2020/10/30よりあらためてJALマイルをJAL Global WALLETマイル（＝JGW)にチャージし、
マスターカードとして使えるようになるそうな。

JALマイル交換レート：

プレスリリースに書いてあるこの絵が意味不明すぎてムカついてきます。

日本航空はコロナ禍で人を切りすぎてもうまともな絵をかける人が社内に残っていないのか？
と一瞬思いましたが、ANAと違ってJALはまだ早期退職の募集も始めていないようですし、
デフォルトでそうなんでしょうか。

あまりにも3000マイル以下の交換レートが悪すぎるので、あえて分かりづらくした画像を作って
載せたと勘ぐられてもおかしくないレベルですね。

さて、わかりやすく書き直したのが下記表です。

○変換レート

	ノーマル会員	JAL NEOBANK会員
3000マイル	1500円相当	1800円相当
10000マイル	11000円相当	11000円相当

※JAL NEOBANK会員とは、無料で作れる銀行口座のようなもの。要本人確認書類。
年会費、維持費ゼロ円。

※交換は3,000マイル以上1,000マイル単位で交換可能です。

これは流石に交換レートが悪すぎる。通常1JALマイル＝2円程度が相場と言われていますが、
最高でも1JALマイル＝1.1円とな。3,000マイル=1,500円って、2JALマイル＝1円。。。。
交換レートが低すぎる。マイルと円が逆になっててもおかしくないレベル。

マイルを貯めさせるときは1マイル＝2円の価値があるかのごとく錯覚させ、
3000マイル以下の実際の出口戦略の時は1マイル＝0.5円の価値しか無いというのは、
ちょっとひど過ぎ。

というわけで、なにかよほど緊急事態が生じてJALマイルを緊急で消費したい人か、
なにか人に言えないいけないことをして天文学的マイルを溜め込んで、
アカウントがBANされそうな人が緊急でマイルを消費したい場合以外にはおすすめできません。
コロナショックに伴うJALマイルの有効期限の延長なども発表されていますので、
マイル有効期限が切れると焦らずに、まずは公式ページを確認しましょう。