大阪府泉佐野市が総務省に宣戦布告。アマゾンギフト券30%+返礼品20%のトータル50%還元で民意を問うパルチザン戦略へ。300億円をばら撒き予定。~5/30。
「ほぼショッピングサイト」と揶揄されたふるさと納税で有名な泉佐野市ですが、
ふるさと納税規制法が施行される2019/5/31までの期間限定、
アマゾンギフト券30%+返礼品としてビールや肉や魚など酒池肉林系20%、合計50%を還元する、
「規制後のふるさと納税を体感して、これでいいのか?ふるさと納税」キャンペーンを開催中です。
なお、総額300億円までが対象とのこと。
泉佐野市の言い分:
6月1日に施行される(改正)地方税法により、ふるさと納税は、多くの自治体にとって厳しく、
寄附者にとってもチョット残念な制度に変わってしまいます。今、ふるさと納税にどのような問題が起こっているのか、どんな制度になってしまうのか、
6月までには少し早いですが、寄附者の皆様に新しいふるさと納税を体感していただくことで、
問題や課題を知っていただきたく、今回のキャンペーンを実施します。
こんなのどう考えてもお前が金欲しいだけやろが千代松市長!と突っ込みたくなりますが、
今の地方経済の惨憺たる荒廃しきった状況を見ていると、千代松市長の言い分もわかります。
ただ「東京」というだけで、地方が手塩にかけて育ててきた、何よりも貴重な「若い人」が
吸い取られていくのですから。
この千代松市長も、時代が時代ならば「革命家」との評価を受けたかも。
中央政府に反旗を翻し、地方にお金を呼び込んだ偉人として。
泉佐野市の市役所前にはこの人の銅像ぐらい立ててあげてもいいでしょう。何しろ497億円を日本各地から引っ張ってきたのですから。
どんなベンチャーキャピタルでも、普通の人間は497億円も引っ張ってこれないですよ。
「ふるさと納税」497億円!? 全国トップの泉佐野市はもう十分潤っているのか? – FNN.jpプライムオンライン
もちろん、アマゾンギフト券などの返礼品の調達原資は必要ですけどね。
ちなみに銅像等身大だと600万円程度だそうな。
価格の目安|銅像胸像.com
色を付けて1000万。工事費用1000万としても、2000万もあれば立派な銅像が立つでしょう。
ぜひとも公共事業として予定価格を算定して一般競争入札でやってほしい。
さてはて、そんな行政の話はともかく、アマゾンギフト券を30%、更にお酒などを20程度もいただける自治体は
他にはないため、善良な一般庶民としてはふるさと納税を行うしかありませんね。
GW中に吟味して、納税してみましょう。
もはや革命の領域だわ
ほんまそうな