
時代はやっぱり現場職。米国で経理から配管工に転職で給料3倍、月収190万のアメリカンドリームを実現へ。
AIによる解雇や雇止めが現実に起きている米国の労働市場ですが、経理職から配管工に転職したところ、
給料が3倍、月額190万円になったそうな。
実際にブルーカラー(肉体労働)である、配管工に転身した、カリフォルニア在住のチョン・マイさんです。
マイさんは、名門・カリフォルニア大学バークレー校で学び、会社の経理担当として働いていましたが、当時、上司とうまくいっていませんでした。
こうした状況で、友人から、「あなた数学が得意よね」と、知識を生かせる仕事として配管工を紹介されました。(中略)
マイさんの給与です。経理担当だったときは時給約4千円でしたが、配管工になってからは時給約1万2千円になりました。月収にすると、約190万円ほどで、経理担当時代の約3倍になりました。
(中略)
アメリカ企業の人員の削減状況です。大手コンサルタントのマッキンゼーは、AIの急速な進展を背景に数千人を削減することが、12月に報道されました。
アマゾンは、AI導入を見据え、1万4000人の削減を、10月に発表しました。
マイクロソフトは、AI投資拡大に伴う再編で全従業員の4%、約9000人の削減を、7月に明らかにしています。
アメリカの10月の人員削減は、AI要因が2割を占めるということです。自動車メーカーのフォードのCEOは、「AIは、アメリカのホワイトカラー労働者の半分を置き換えることになるだろう」としています。
経理から配管工へ転身で給与3倍 米国で『肉体労働』回帰が加速 日本も数年以内に?(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース
いかにもアメリカらしいドラスティックな変動ですね。
アメリカで必死にコンピューターサイエンスの学位を取得しても、ろくに採用されず、
ファストフードチェーンなどの面接にたどり着ければ御の字、とのこと。
日本だと、オフィスでピコピコと1日中エクセルを開いて閉じたりしているおじさんなんて、
真っ先に首を切られそう・・・と思いきや、解雇規制があるのでそう簡単には首は切られません。
ただ、社内の中に「介護・福祉事業部」ができて、社員はそこに異動させられ、所定の成果を出さなければ降格&減給、
そして辞めることを目的にした転勤命令なども乱発されそう。そうして日本の無能なおじさんは会社にいづらくなって、
だんだんと数を減らしていくのでした。
まぁ日本は職場や官庁によっては、未だにFAXが現役で活躍しているようなアナログな職場もまだまだありますので、
アメリカほどドラスティックに変わらないかと。その分、発展は諸外国に抜かれ、世界中から「安い国」としてみなされるように
なりましたけどね。
じゃあ世界一の豊かさを誇るアメリカ型社会が生きやすいか?と言われるとそうでもないかと。
社会の変化であっという間に社会のレールから脱落しそうですし、貧富の差は日本の比ではないほど顕著ですしね。
何事も程々が、生きやすいかと。
AIによるホワイトカラーのリストラとは別に、日本も介護職や建築現場職などのブルーカラー労働者の収入を増やし、
なり手をを増やしていかないと、社会が立ち行かなくなるかも。ただ、賃金を上げるには、最終消費価格に転嫁するしかありません。
マンションを含めた建築価格はまだまだ上がりそうです。


配管工のヒゲ兄弟は 疲れ知らず
介護事業買って大リストラやった会社が今度は農産物事業に手を出してて草
配管工も楽な仕事じゃないけど、こういうニュースが出たら配管工の求人に労働者が殺到して賃金暴落しそう