
特定班は「タピオカの写真」で場所を特定。迂闊に画像うpするなよ、居場所がばれるぞ。
年末年始、旅行や帰省などで写真を撮ってSNSにアップロードする方も多いかと思いますが、
いわゆる「特定班」と呼ばれるネットストーカー方々は、僅かな情報をヒントに場所や住所を特定するプロです。
場合によっては「写真に映り込んだタピオカの画像」から居場所を絞り込むという事例もあるみたいで、
安易な写真のアップロードは危険だとか。
年末年始、SNSの投稿には要注意です。
一見すると特徴がなさそうな写真でも、場所が特定されてしまうかもしれません。
情報リテラシーの専門家、国際大学GLOCOM客員研究員の小木曽健氏に注意すべきポイントを聞きます。■写真に個人情報特定のヒントが・・・
何気なく外で撮った写真。
場所や個人情報を特定するヒントは、写真の中に多く隠れています。
・電柱などの番地表示(街区表示板)
・地名が書かれた道路標識
遠くに小さく写っていたとしても、スマホのカメラは性能がいいので、ズームすれば文字が読めてしまいます。また、注意したいのが「マンホール」です。
例えば「東京下水道」などと書いてあれば、都内と特定可能。デザインで分かる場合もあります。
「路上喫煙禁止」のマークが地面にあれば、千代田区・新宿区・渋谷区などと、さらに場所が限定されていきます。■タピオカ、サングラス・・・「黒色」に注意
さらに写真を撮る際に、「黒色」は要注意です。
例えばカップに入ったタピオカドリンクの写真。
SCSKセキュリティの亀田勇歩氏によると、ドリンクのカップから販売店のロゴやメニューが分かるだけでなく、黒いタピオカをググっと拡大してみると・・・
写りこんだ木や建物の形状など、多くの情報が分かります。
タピオカドリンクの販売店の店舗一覧を、オンラインの地図アプリと組み合わせることで、場所を特定することも出来るといいます。
年末年始「SNSの投稿」に注意!“タピオカの写真”で場所特定?プロが教える写ってはいけないもの【ひるおび】(TBS NEWS DIG Powered by JNN) – Yahoo!ニュース
他にも、ホームパーティーなどでもレジ袋、レシート、薬局の袋、クーラーなどの備え付け家具、間取りなどで
情報を絞り込んでいき、不動産サイトの写真と照合して、マンションを特定します。
マンクラの人たちからすると、間取り、下がり天井、柱の位置と形状、設備仕様(天カセなど)、窓の外の景色、日照角度、時間で
部屋番号まで特定出来る可能性があります。恐ろしい情報量です。最近は場所の特定にAIも気軽に使えますから、
特徴のある背景だと素人でも割と一瞬で大体の地域が絞り込めたりします。
という訳で、リアルタイムで旅先で画像をアップロードするのは止めましょう。
自分の承認欲求をリアルタイムで満たすために、旅先でスマホばっかりいじってもつまんないですよ。
旅は旅として楽しみましょう。家に帰ってきてしばらくして、暇だな、と思った時に落ち着いてチェック・加工して
アップロードしましょう。


写っているのは快晴の空だけ
他には何も写ってない
勿論、人物も風景も工作物も写ってない
さあ場所を特定しろ
ジオゲッサーの大会をYouTubeで観ていたが、短時間にも関わらずマジで怖いレベルで特定してくる、あれは凄い能力だわ
君は今どこにいるの?
君の瞳に映った風景を僕も見たいんだ
ほら、もっと良く見せて…(拡大)