
26年前の殺人現場の保存のため、夫が払い続けた家賃は「2200万円以上」。高校時代に振られた逆恨みか。
1999年に発生した名古屋主婦殺人の犯人がついに見つかって逮捕されましたが、
夫は現場を保存し証拠保全のために事件現場となった家を26年間借り続け、
払い続けた家賃は2200万円以上に達するそうな。
高羽さんの首などを刃物で複数回刺した殺人の疑いで逮捕されたのは、アルバイトの安福久美子容疑者、69歳です。
安福容疑者は10月30日の午後、1人で警察署に出頭したといいます。
事件が起きたのは1999年11月13日。
高羽さんは名古屋市西区の自宅アパートで刃物で首などを刺され亡くなりました。
高羽さんの夫・悟さんは事件後に引っ越しましたが、26年が経った今もアパートの部屋を借り続けてきました。
(中略)
事件が起きた日のまま残された室内。家賃の総額は2200万円を超えているといいますが、それでも部屋を手放さなかったのは決定的な証拠が残っていたからです。
高羽さんの夫・悟さん
「これが犯人の血なんですね」
「彼女から告白を受けていた」26年前の未解決事件、逮捕された安福久美子容疑者は被害者の“夫の同級生” まさかの人物に夫は…「事件の前年OB会で…」【news23】 | TBS NEWS DIG (3ページ)
さて、容疑者は69歳の女性で、この夫の高校生時代の同級生であり、同じ軟式テニス部に所属していたそうな。
また当時は犯人の女性側から告白も受けていたが、受け入れられなかった、とのこと。
Q.バレンタインのチョコレートをもらった?
高羽さんの夫・悟さん
「彼女から告白を受けていたので、それには応えられなかったので」告白を断った後の関係は?
Q.断った後も何かしらのアプローチは?
高羽さんの夫・悟さん
「ないです、ないです。事件の前年のOB会で一言、結婚したことの確認で一言。そしたら彼女は結婚したけど、仕事もしながら大変って言ってたのは聞きました」Q.奥様との容疑者の面識は?
高羽さんの夫・悟さん
「ないと思いますね。嫌がらせとかの前兆はなかったし、全然こころあたりはない」
「彼女から告白を受けていた」26年前の未解決事件、逮捕された安福久美子容疑者は被害者の“夫の同級生” まさかの人物に夫は…「事件の前年OB会で…」【news23】 | TBS NEWS DIG (6ページ)
年齢から逆算すると、次の通りとなります。カッコ内は夫と犯人の年齢。
1956年:夫と犯人が生まれる(0歳)
1973年:犯人が夫に告白、振られる(17-18歳?)
1998年:OB会にて遭遇、挨拶(42歳)
1999年:事件発生(43歳)
2025年:逮捕(69歳)
±1年程度の誤差はあるでしょうけど、こんな感じでしょうね。
ということは、事件当時ですら26年程度前の痴情のもつれが殺人事件を呼び起こし、
さらに事件発生から26年後に逮捕、とのこと。告白自体は今から50年以上前の出来事です。
いやいや何してくれてんねんこのクソ犯人は・・・夫が「家内が殺されるほどのひどいことをあなたにしましたか」
という旨の発言をしていましたが、まさにそのとおりでしょうね。
なお、部屋を借り続けた行為に最終的に意味があったかははっきりしませんが、
DNA捜査も時代とともに進化していますし、当時の一次資料が現物のまま保存されていたのは、
捜査上は助けになったでしょう。そう思いたい。
今年になって警察から犯人に複数回のDNA提供依頼があり、犯人は断っていた、とのこと。
犯人の近親者が別の事件で逮捕され、そこでDNAが採取され、その捜査からこの女性があぶり出されたのでしょうか。
そう考えると、人権やプライバシーよりも、公益性を確保するためにDNAを国が管理する、
というのも一定の合理性がありますね。仮にそんな国だと、秒速で犯人がわかったでしょう。
ディストピア感もありますが。
さて、この犯行現場の家は今後どうするのでしょう。テレビ映像では犯行時の血痕やらで結構荒れていましたが、
全部キレイに流して夫は契約を解約するのでしょうか。遺族として、心の整理はつくのでしょうか。
事故物件として、新しい借り手はつくのでしょうか。
なかなか難しい問題ですね。とりあえず、合掌。


なんか夫の気持ちを思うといたたまれないな
執念が実って本当に良かったと思うよ
大家も感謝していると思う。
こういう事件があると入居者がいないので大打撃。
女に告白されて断ったのが遠因とのことだが、
モテない俺はそういうことがないので良かったのかも。
26年間で2200万円なので、年額84.6万、月額約7万。
家賃相場分からないけど、多少安めで貸してくれてなのかな…
大家さんが第一発見者なのでその可能性がありますね。