【写真レビュー】ボルダリングジム・秋葉原B-PUMPの4F&屋上の「ブロックウォール」に行ってきた。
みんな大好き秋葉原のボルダリングジム、B-PUMP秋葉原、通称「秋パン」が改装し、
屋上にもウォールが設置されたということで、行ってきました。
なお、1F、2F、3Fも全て改装が行われています。1個1個(1階1階?)レビューしていきます。
屋上の「ブロックウォール」:
なお、屋上は4Fになり、次に紹介する4Fウォールとガラス戸で区切られています。
という訳で早速画像で紹介です。
人はぼかしていますが、なんとなく壁のサイズ感がわかるようにしています。
4つ5つの巨大なブロック状の壁が組み合わさって、大きなウォールを構成しています。
一応左2つ目の壁の上にはマントル出来るようになっていますが、これ成人男性ならばジャンプすれば
リップに届くので、あまりマントル的な意味がありません。
別角度より。黒いブロックはなかなかの傾斜あり。5級~1級まで設定されています。
ちなみに、この写真の右側には手すりも何もなくビルの縁で、間違ってウォールを登りきって
向こう側に降りると、1Fに叩きつけられて即死しますので気をつけましょう。
この壁で気になったのが、リップやカンテをどこまで使って良いのか不明確なところです。
特にリップを使うと、難易度が大幅に変わる課題が多々あります。
しかし課題によってはリップに乗ることが前提になっているものもあります。
この辺は明確にして欲しいところ。スタートホールドがついているウォールの色のブロックの
リップ&カンテはありで、それ以外のウォールの色のカンテあり、リップ無しが妥当なところかな、と。
クライマーと言うのは、制約条件が多いほど燃える人が多い変態集団ですので、
この辺のルールは明確に掲示して欲しいところです。
ウォールの高さ:
2Fと同じぐらい。ちょい高め。
グレード感:
割りと適当。やたら優しい2級、1級があったり、真ん中黄色ブロックの5級は
管理人人生史上最強と思われる5級でした。
所感:
夏はクソ暑く、冬は糞寒いことが予想されます。夏場は連続して登っていると気分が悪くなるレベルで
暑かったです。当然日陰も少なく、ビルから直射日光が反射して到来するので、女子を連れて行くのは
おすすめできません。異常に蒸し暑いですしね。
ただ、9-11月や4-5月ぐらいであれば気持ちよく登れるかと。
この時期は18時頃からがオススメ。なお、完全に日没するとホールドの色が照明があるとは言え、
かなり見づらいので注意が必要です。
4Fの長物ウォール:
屋上壁で疲れた時は、空調がきいている窓ガラスの向こう側、長モノウォールを楽しみましょう。
なお、全て長物ですので、持久力を付けたい人向け。初心者お断りです。
ウォールの高さ:
低め。1F左の初心者ゾーンぐらいか。
グレード感:
やってないので不明。
所感:
長物は人気ないのか、空いています。そりゃ目の前の屋上にブロック壁があるので、
普通のボルダラーはそっちをやるでしょう。
空調がきいているので、あくまでも涼む人やリードクライミングをやる人が持久力を付ける用の壁かと。
3F奥のトンネルウォール:
秋パンの3階のスペースウォールですが、奥の倉庫スペースだった場所がウォールになっています。
通称トンネルウォール(勝手に命名)。
バランシーな課題が多め。天井低いからこそ、そうしないと課題にバリエーションが出ないのでしょう。
天井が低い分、初心者女性も楽しめるかと。
ウォールの高さ:
低め。1F左の初心者ゾーンぐらいか。
グレード感:
割りと甘い感じ。壁がザラザラなので、スメア多用でなんとかなる。
所感:
秋パンであえてここをやる必要はないかも。見た目ほど面白くない。
せめてもう少し高さがあると、トンネルウォールを活かした課題が作れたかもしれませんが、
いかんせん空きスペースに人を押し込むために作りましたな壁のため、イマイチ。
ただ、人が溜まりやすいスペースですので、グループで勝手に占拠してワイワイやる分にはいいかも。
2F(改装後)
写真はありませんが、2F中央にあった柱のような壁がなくなり、スポドリのような角度が異なる平面壁が
多数並ぶようになりました。その為課題の多様性が失われた感があります。
秋パンは立体的な壁を活かした課題が多数あったのですが、おそらく人が増えすぎて
収容に問題が出てきたのと、立体的な壁を活かした課題を作ると、見通しが悪くなり、
初心者が増えると事故が起きる原因となるので、見通しの良い平面壁に切り替わったのでしょう。
これは残念。ただ、その御蔭なのか、混雑率は少し解消しているようです。
なお、2F右側のルーフとその奥の強い人がたむろしている壁はそのままですので、
1級以上の人が楽しめるエリアは残っています。
秋パン総評:
1F:割りとどうでも良い。アップする場所。
2F:右側ルーフで鍛えよう。その他の壁は力でゴリゴリ押せばどうにかなる感じで、
課題にあまり美学が感じられない。
3F:バランシーな右側、ルーフで足使いが問われる左側、球面壁に苦しむ奥側手前、
トンネルに1回は登りたい奥側奥。
4F:屋上ブロック壁は一度は行くべき。ただし1回いくとしばらくは良いかも。
長物壁はあれは好みが分かれます。
という訳で、秋パン名物となりそうなブロック壁、1回は行ってみましょう。
寝転がれる木のベッドも置いてありますので、休憩も出来ますし、
空を見ながら登るボルダリングは新鮮です。