ウーバーイーツ法人と社長、不法残留外国人を配達員として雇った罪で書類送検へ。
あくまでもウーバーイーツと配達員は個人事業主としての契約であり、
個人事業主が過労で死のうが事故を起こそうが労災を起こそうが知ったことではない、
個人事業主と勝手に交渉してくれ、というのが基本スタイルのウーバーイーツですが、
6/22、警視庁は不法就労を助長した疑いが有るということで、日本法人と当時の代表らを
書類送検しました。
法残留している外国人を配達員として雇い、不法就労を助長したとして、警視庁は22日、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで、食事宅配サービス「ウーバーイーツ」を運営する日本法人「Uber Japan(ウーバージャパン)」(東京)の当時の代表(47)ら女性2人と、法人としての同社を書類送検した。
たしかに最近はウーバーイーツでデリバリーを頼むと片言の日本語の方が多くいらっしゃいますし、
中にはオーバーステイの人もいるでしょう。
bizSPA!フレッシュは「不法滞在者なんかいない」⇒いましたね。
bizSPA!フレッシュがハノイ近郊出身という元留学生の男性(22歳)の発言である、
「ネットで言われているような不法滞在者なんかいない。でも、路上に立っているだけで、すぐ警察に通報される」
待機するだけで通報される“外国人UberEats配達員”の嘆き「不法滞在者なんかいない」(bizSPA!フレッシュ) – Yahoo!ニュース
を切り抜いて「不法滞在者なんかいない」という記事の見出しをつけていましたね。
不当に差別される外国人、心の狭い日本人は嘆かわしいという風潮を作ろうと試みたのでしょうか、
完全な誤報となりました。週刊SPA!が報道機関?かはともかく、
裏取りはちゃんとしないと雑誌の顔に泥を塗ることになります。
そもそも1月時点で不法残留者がウーバーイーツデリバリーを行っていることは
すでに報道されていましたし。この週刊誌何言ってるんだろうあか。
ウーバー配達員の不法残留相次ぎ発覚 実は雇用関係なし:朝日新聞デジタル
もっとも、すべての外国人が不法残留者というわけがなく、またウーバーイーツは
収入が少ない方々の受け皿となっていたのも事実。
人間、やることがあり、お金があれば、教育を受けられ、仕事につき、
犯罪を犯す確率が減りますからね。
腹が減ってやることがなく、お金もない、学校もいけない、それ故仕事につけない、
そういった貧困が犯罪を生み出すわけです。
という訳で、ウーバーイーツ社にはドライバーの本人確認と在留資格の確認手続きの適正化を行い、
ドライバーの質的向上を行うことに期待します。