楽天モバイル、機会の公平性を求めて「プラチナバンド」の割当を希望し始める。
2020年12月末時点で全国人口カバー率73.8%にようやく到達したニュースも流れた楽天モバイルですが、
この指標も「市区役所・町村役場付近で利用可能かどうか」という割合ですので、
人口カバー率99.9%のドコモ・au・ソフトバンクでも当然のごとく山間部では圏外になるのは
広く知られている事実です。要するに「あんまり当てにならない指標」となります。
さて、楽天モバイルが「機会の平等」のためにプラチナバンド再配分の検討を求めていることが
総務省が12月23日に開催した「デジタル変革時代の電波政策懇談会(第2回)」の中で
明らかにされました。
ASCII.jp:楽天モバイル、「機会の平等」のためにプラチナバンド再配分の検討を求める
「プラチナバンドがなければ競争は困難」 楽天モバイルが既存周波数の再編を訴える – ITmedia Mobile
今更だけど、プラチナバンドとは:
プラチナバンドとは800Mhz前後の周波数帯の俗称で、
700MHz帯はドコモ、KDDI、ソフトバンクに、800MHz帯はドコモとKDDIに、
900MHz帯はソフトバンクに割り当て済み。
楽天モバイルに現状割当なし:
そう言えば元々はイーモバイルなどに割り当てられていた700Mhzなどが
ソフトバンクグループに取り込まれておりますが、このプラチナバンド、
現状は楽天モバイルには割り当てられていません。
このバンド帯を持っていないと、他社と同条件でカバレッジ(エリアのカバー)が実現できないため、
楽天モバイルは公平な割当を要求しています。
他社がそう簡単に割当を手放すとも思えませんが、参入機会の公平性を期するため、
国民共通の財産である電波帯は電波オークションにかけるべきでしょうね。
既得権益として既存のキャリアが振り回していい話ではありませんし、
かと言って他国に比べて5G整備などで遅れている日本の通信業界において、
無駄に内戦で体力を消耗させるのも考えものです。
監督省庁の総務省の手腕が問われるところですが・・・無理だろうな。
省益しか考えていませんから。
楽天は1.7GHzのみで算入すると宣言して免許交付を受けたのだから、キチンと1.7GHz帯でカバレッジを確保してからプラチナバンドを要求すべきだ。
それが出来ないなら撤退するしかない。
電波もらったとして、基地局整備できるの?
欲張ってもダメでしょ。
三木谷氏は、全盛期のイーモバイルを見習うべき。
バンド3だけしか割り当てられなかったが、それでも他社と同レベルの全国カバーしたんだぞ。
要は技術力の違いなんだけどね。
今思うとイーモバイルってすごいよな
イチからあそこまでのカバレッジを整備した
地下街などの屋内も使えたし
ahamoに対抗することもなく被害者アピールか
テレビ地上波を電波オークションして全体を再編すれば帯域が余るじゃん。
どうせ地上波なんて誰も観てないしNHK改革にも繋がるじゃん。
総務省はその腹つもりだよ。
ドコモと喧嘩別れしたあとに、妥当ドコモといってた人はどっかに消えたのかな・・・
そのうち図に乗って「基地局の設置場所として有用な地点は軒並み先行事業者に抑えられていて再後発の楽天モバイルは甚だ不利、
機会の公平性の為に総務省は先行事業者に弊社の基地局設備を格安で同居させるよう(コロケーション)指導すべき!」
とかまで言い出しかねんなww
人口カバー率の判定方法は今はたしか変更になってたような気が。
以前は市町村内にある役場すべてが圏内であればその市町村の全域が圏内と判定されてましたが、今は500m四方のメッシュ状に区切ってそのエリアの50%以上がカバーされていればエリア全域が圏内と判定されるようになってたと思います。
なるほど、精緻化されたんですね