LINEで行った施設QRコードを登録、クラスターが発生したら通知する『東京版新型コロナ見守りサービス』の提供を開始へ。6/12～。

LINEで行った施設QRコードを登録、クラスターが発生したら通知する『東京版新型コロナ見守りサービス』の提供を開始へ。6/12～。

東京都が独自のコロナ見守りサービスを開始します。

これは、都立施設の利用者が施設に貼ってあるQRコードを読み取り、
メール送信またはLINEで登録しておくと、その施設で後からクラスターが発生した場合に
メールまたはLINEで利用者に通知するそうな。

開始予定及び運用期間：
令和2年6月12日（金曜日）から順次拡大
※ワクチン・治療薬の開発等、感染不安が少なくなった段階で終了予定

対象施設：
25箇所ぐらい。パスポートセンターとか、公園とか、美術館とか、東京武道館など。
令和2年6月12日（金曜日）からサービス提供を開始する対象施設

3ヶ月は遅いよなぁ・・・まさに麻生太郎の「今まで何してたんだ？」と思いますが、
街の状況も緊急事態宣言前の3月上旬頃に逆戻りしていて、
街ナカの居酒屋はそこそこ盛り上がっている模様。
管理人は近づかないようにしていますが。

民間にどんどんAPIを開放して欲しい：

もっとじゃんじゃん民間にAPI開放して、居酒屋とか普通の施設とかでも施設側が印刷して
QRコードを掲示できるようにして、利用者の利用履歴を取ってクラスターが発生したら
通知できるようにして欲しいところ。

正直、「二日前にお前が立ち寄った施設でクラスターが発生したぞ」と言われても、
利用者を怖がらせるだけであんまり意味がないかも。行動自粛を促す側面はありますが、
クラスター追跡班が追跡でき、封じ込める目的であれば、情報の網羅性が大事。
その意味で、施設の網羅性は必須でしょう。

ただ、このシステム、クラスターが発生したときに情報をどこまで提供するのだろう。
利用者に警告するだけなのか、それとも個人を特定できる形で保健所などで利用するのか。
このプレスリリースにはそこまで書かれていません。

本音はGPSで網羅的にやって欲しい：

そもそもスマホのGPSで網羅的にやって欲しいところですが、人権派が暴れだすので今のところは無理。
疫病は全人類の驚異なのですから、そこのところは緊急事態ということで超法規的措置でやって欲しい。
もちろん一定の歯止めは必要ですが、大体の民主主義国家はその一定の歯止めの議論に
数年は掛かりそうですし、我が国だとその倍は掛かりそう。

という訳で、現状では通知を受けたい人は自主的にQRコードで登録するシステムとなります。
対象施設が増えればいいな。

本当に通知が必要な施設は、新宿二丁目とか歌舞伎町の夜の街の気がしますね。