アマゾンで新発売のFREETEL Priori 5が18144円で予約受付中。5インチ/Android7.1.2/2GB/16GB/DSDS。2/23~。
2017年12月に民事再生手続きを開始したフリーテルですが、回線事業は楽天に、
そして端末事業は海外Wi-Fiルーターの「jetfi」などを事業展開していたMAYA SYSTEMに譲渡され、
それぞれ営業を続けております。
さて今回、新生フリーテルからPriori 5とREI2が発表されたのでご紹介。
今回の記事はPriori 5を中心に記述します。

端末のベースカラーはブラックとなり、7色のバックカラーが同梱されるそうな。
それ以上の端末の色をパンテーンシリーズで展開したソフトバンクとは、使えるリソースが違うのでしょうか。
確かに店頭や在庫としてカラーが有りすぎると、管理コストがかかりすぎますから、
どうせみんなケースに入れて使いますし、カバーを変えられるぐらいでちょうといいかと。

Priori 5スペック:
| 端末名称 | Priori 5 |
| 型式 | FTJ17C00 |
| サイズ・重量 | 約140mm×約70mm×約8.5mm・約135g |
| ディスプレイ | 5.0インチ、720ドット × 1280ドット(HD)、IPS LCD液晶 |
| OS | Android 7.1.2 Nougat |
| CPU | Qualcomm Snapdragon 210 |
| メモリー | RAM2GB、ROM16GB |
| SDカード | microSDXC(最大256GB) |
| カメラ | メイン:約800万画素HD 720p サブ:約500万画素HD 720p |
| バッテリー | 2,300mAh・取り外し可能 |
| 連続待受時間 | 3G:約240時間(約10日) 4G:約384時間(約16日) |
| 連続通話時間 | 3G:約890分 4G(VoLTE):約620分 |
| VoLTE | ○(NTTドコモ / SoftBank) |
| SIM※4 | nanoSIM×2 (DSDS) |
| WiFi | IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHzのみ) |
| Blutetoosh | ver4.1 A2DP, AVRCP, GAVDP, GATT, GOEP, HFP, HID, HSP, OPP, PAN, PBAP, SDAP, SPP |
| USB | Micro-USB、OTG無し |
| センサー | ○(GPS、GLONASS、BeiDou、AGPS) |
| その他センサー | 加速度、近接、光、重力、 電子コンパス、ジャイロ |
| 緊急通報 | ○ |
| 緊急速報メール(緊急地震速報、津波警報) | ○ |
| おサイフケータイ(FeliCa) | – |
| ワンセグ/フルセグ | – |
| 赤外線通信 | – |
| 防水 | – |
| 防塵 | – |
ローエンドすぎるゴミ端末の恐れあり:
そもそもSnapdragon 210って何やねんというところですが、
ベンチマークソフトの「FutureMark、PCMark for Android Work 2.0」のスコアは2200ぐらいと、
相当のローエンド。もっさく糞スマホの代名詞であるアローズM02でも、スコアは2475ですので、
流石にこれ以下となると常用に耐えないかと。
よっぽどの年寄りか、センサーを繋いで何か定例的な処理をする(電波を飛ばすとか)ぐらいしか、
役に立たないかと。
それで1.8万円とはかなり思い切った価格設定ですが、とりあえず動けばいいやな人か、
よくわからないけどフリーテルってよく聞くし安いから買ってみよう、という人は買う羽目になるかと。
そこそこスマホを使いたいな、と思う人は流石に分が悪い端末です。管理人的にはおすすめできません。
せいぜいカーナビ代わり、またはサイクルコンピュータや監視カメラ、格安SIMを指してビーコンを発する用
ぐらいしか、思いつきませんね。
一方、REI2は5.5インチ/Qualcomm Snapdragon625、RAM 4GB、ROM 64GBで4.2万円ですので、
まぁこんなもんかな感はあるかと。同じようなスペックでは、Asus ZenFone 4 Selfie Pro、Novaが挙げられます。
ただ、novaは3.1万円、Asus ZenFone 4 Selfie Proは4.1万円ですので、この市場でフリーテルが
競合に打ち勝つには、何かパンチ力が必要ですね。

