
エディオン、高額家電を使用しても2週間以内なら全額返品可能。返品しまくるバカが出そう。11/14~12/21。
アメリカなどでは消費者が気軽に返品出来る「返品天国」ですが、散々使った後に返品することが
一部で社会問題となったり、とは言え購買意欲を押し上げるなどのプラス効果も指摘されています。
さて、エディオンも「まずは試してほしい」ということで高額家電の返品を14日以内に限り、
受け付けるサービスを始めたそうな。
エディオンは5日、家電購入から14日以内なら使用済みでも返品可能で、全額返金を受けられるサービスを始めると発表した。調理家電など15品を対象に14日から12月21日まで、全国の直営店約450店で実施する。高価格商品の購入を検討している人に安心感を与えて、購買に踏み切りやすくする。
シャープの自動調理鍋やタイガー魔法瓶の炊飯ジャー、バルミューダのホットプレートなどを対象にする。数万円から10万円を超える高価格帯の商品が中心だ。購入時に専用の申込用紙を受け取り、1人1品に限って、購入店舗に持ち込めば返品できる。
返品された商品はリユース商品として販売する。エディオンは10月末から豊中店(大阪府豊中市)、中環東大阪店(同東大阪市)、伊丹店(兵庫県伊丹市)の3店舗で、消費者から回収した冷蔵庫と洗濯機をリユース商品として実験的に販売している。
エディオン、家電購入2週間まで使用後も返品可 12月まで試験導入 – 日本経済新聞
一応は1人1品のみ。購入から2週間限定、期間も11/14~12/21と限定的です。
まぁ常時実施するにはコストがでかすぎるのでしょう。
確かにエディオンとしてはとりあえず購入してくれたほうがありがたい。後はどれだけ返品率を下げるか、
または返品に至った理由を活かすか。
エディオンが返品理由を顧客に根掘り葉掘り、ネチネチ聞いても顧客離れが起きるだけですし、
返品理由を情報としてまとめても、家電メーカーがその情報を買い取ってくれるわけもなく。
家電メーカーからすると、「わざわざエディオンで返品する偏屈なやつの小さい声を金払って買い取るより、
ネット上の口コミをクローラーで大量に集めてAIに食わせて分析するよ」と思うでしょう。
また、消費者からすると、本人確認が必要ないのであれば、2週間使いまくった後に難癖をつけて返品後、
別の店舗でまた買うでしょう。または、満足していてもとりあえず返品後、アマゾンなどの安いお店で買い直すでしょう。
という訳で色々と失敗しそうな理由を考えることは出来ますが、「とは言えやってみようぜ」とエディオンは踏み切りました。
果たしてそれが吉と出るか凶と出るか。
興味ある人は利用してみましょう。


高額家電レンタルの方がよさそうだけどな大手家電ショップがやるなら試しやすい
Amazonでも結構な良品返品あるのにエディオン大丈夫か?