みんなが意識しているポイント経済圏は1位楽天、2位PayPay、3位ドコモ、4位イオン、5位au。

みんなが意識しているポイント経済圏は1位楽天、2位PayPay、3位ドコモ、4位イオン、5位au。

MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所が2500名にアンケート調査を行ったところ、
意識している経済圏のランキングは次のとおりになったそうな。

18歳～69歳の男女25,000人を対象に、経済圏を意識しているか聞いたところ、「意識している」が58.0％、「意識していない」が42.0％となった。

ポイント経済圏別でみると、「意識している」割合が多いのは楽天経済圏が42.0％で最も多く、次いでPayPay経済圏が27.0％、ドコモ経済圏が22.0％となった。
2024年1月ポイント経済圏のサービス利用に関する調査

なんだかんだでポイント経済圏は楽天が強いですね。現実的には楽天モバイルの赤字が
楽天グループ全体の決算を悪化させており、改悪に次ぐ改悪で大してポイントも貰えないのですが、
多くの消費者が「楽天でポイント貯めるとお得らしいね」と認識している、というのは
マーケティング的に凄いことです。

利用しているポイントも楽天ポイントが1位に：

18歳～69歳の男女25,000人を対象に、現在活用している共通ポイント（複数回答可）と､その中で最も活用している共通ポイントを聞いたところ、現在活用している共通ポイントは「楽天ポイント」が59.3％と最も多く、次いで「Tポイント」が48.3％、「Pontaポイント」が40.5％となった。

最も活用している共通ポイントは「楽天ポイント」が34.1％と最も多く、次いで「dポイント」が14.4％、「PayPayポイント」が12.4％となった。
2024年1月ポイント経済圏のサービス利用に関する調査

なんやかんやで楽天ポイントが一番活用されているそうな。そして2位は意外にもTポイントです。

2024年4月にはTポイントと三井住友系のVポイントが統合されるため、
ここに楽天ポイントの強力なライバルとなるVポイント経済圏が出現します。

さて、首位をひた走る楽天側はどのように反撃するのか・・・無理か。今の楽天にそんな体力はない模様。
楽天モバイルが単独黒字化したなら、また予算をつけてポイントをぶちまけ、他社から顧客をもぎ取ればいい、
そんなふうに考えているかも。

ポイント経済圏で総合満足度はPayPay経済圏。なぜ？

ポイント経済圏メイン利用者2,500人を対象に、メインで利用している経済圏の総合満足度を聞いたところ、「満足」と「やや満足」を合わせた満足している割合は、PayPay経済圏（n=500）が81.8％で最も多く、次いでイオン経済圏（n=250）が78.4％、楽天経済圏（n=500）が73.0％となった。
2024年1月ポイント経済圏のサービス利用に関する調査

意外にも、ポイント経済圏のうち、総合満足度は「PayPay経済圏」が81.8％でトップ、次はイオンとのこと。
PayPayのポイント付与サービスで何か満足するところがあったかな・・・

改悪続きのYahoo!ショッピングで多少付与率が大きいぐらいですが、あれも改悪of改悪ですからね。
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ポイント経済圏同士で札束（ポイント）で客を殴り合って欲しい：

さて、管理人個人的には、ポイント経済圏同士で札束（ポイント）で客を殴り合って顧客を奪い合い、
泥沼の消耗戦に突入して欲しい。そうすると消費者にはメリットがありますからね。
出来る限りシステムを分かりづらく、※やら※※やら※※※やら但し書きやら極小フォントで
条件をつけまくって複雑怪奇で難攻不落な条文みたいしてとにかく分かりづらくして欲しい。

そうすると人が減って一部のウマウマ出来る人のみが裏技的に楽しむことが出来ます。

また、たまに「キャッシュレス決済やポイントの種類が多すぎてややこしすぎる、統一して欲しい」
という人がいますが、何もわかっちゃいないですね。ポイント経済圏の群雄割拠の時代こそ、
天下を取ろうとする企業がインセンティブをじゃぶじゃぶ積むことで消費者がウマウマ出来ます。

仮に世の中にポイントが一種類しかなかったら、どの企業も真面目に販促しようとしないでしょう。

さて、とは言っても所詮はポイ活です。あまり入れ込むことなく、自分の所得を増やす方向に
努力をしましょう。ポイントなんて額は大したことなく、人生にあまり影響しませんから、
色々と適当に経済圏を趣味程度につまみ食いして楽しみましょう。

あまり一つの経済圏に入れ込むと、ロックインされて変えるに変えられない状況になりますから。
何事も程々が一番です。