auから初のHuawei機種、nova2が1月下旬に発売へ。5インチHD液晶/Kirin659/RAM4GB/ROM64GB、3万円程度。
※1/26発売、機種代一括32,400円(1,350円/月×24回)、毎月割(351円/月×24回)、
実質機種代23,976円(999円/月×24回)とのこと。
コスパに優れるファーウェイ製品が快進撃を続けていますが、auが「au 2018春モデル説明会」にて、
日本初となるnova2の取り扱いを始めることを発表しました。
性能的にはミッドレンジモデルとなります。
novaが5インチ、p10 liteが5.2インチですので、筐体サイズはnovaに近く、性能はp10 liteに近い性能となります。
なお、価格は3万円前後、とのこと。
ソースはKDDIの山田商品・CS統括本部 副統括本部長 兼 商品企画本部長より。
Huawei nova2(HWV31)スペック:
一応同価格帯ということで、P10 liteとの比較もしておきます。
Huawei nova2 | Huawei P10 lite | |
OS | Android? 7.0 Nougat | Android? 7.0 Nougat / Emotion UI 5.1 |
ディスプレイ | 5.0インチ フルHD(1920×1080) | 5.2インチ フルHD(1920×1080) |
SoC | HUAWEI Kirin 659 オクタコア (4 x 2.36GHz + 4 x 1.7GHz ) |
Huawei Kirin658 オクタコア (4×2.1GHz+4×1.7GHz) |
RAM | 4GB | |
ストレージ | 64GB | 32GB |
メインカメラ | ダブルレンズ:約1200万画素 + 約800万画素 | 約1,200万画素 |
フロントカメラ | 約2000万画素 | 約800万画素 |
バッテリー | 2,950mAh | 3,000mAh |
microSD対応 | microSDXCカードスロット(最大256GB) | |
コネクタ | USB-C | microUSB |
指紋認証 | 対応(背面) | |
SIMスロット | NanoSIM×1 auSIMロック |
NanoSIM×2 |
GPS | GPS, AGPS, Glonass Positioning | GPS, Glonass Positioning |
CONNECTIVITY | Wi-Fi: 802.11b/g/n, 2.4 GHz Bluetooth: BT4.2, support aptX USB 2.0 |
Wi-Fi: 802.11ac/a/b/g/n, 2.4G / 5G Bluetooth 4.1 USB 2.0 |
センサー | 指紋、環境光、近接、ジャイロ、加速度、コンパス | |
対応バンド帯 | 4G TD-LTE: Bands 38 / 40 / 41 (110 MHz) 4G FDD LTE: Bands 1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 3G UMTS (WCDMA) / HSPA+ / DC-HSDPA: Bands 1 / 5 / 6 / 8 / 19 2G GSM / EDGE: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz |
FDD-LTE : B1/3/5/7/8/18/19/26 TDD-LTE : B41 2CA対応 W-CDMA : B1/5/6/8/19 GSM : 850/900/1800/1900MHz セカンダリーSIM : GSMの上記周波数 ※ソフトウェアアップデートで、 au VoLTE対応予定 |
外形寸法 | 142mm×69mm×6.9mm | 146.5×72 ×7.2mm |
本体重量 | 143g | 146g |
市場価格 | 3万円前後 | 24800円 |
p10 liteより、ディスプレイが5.2インチ⇒5インチに若干小型化、液晶解像度はフルHDで変わらず、
CPUの型番が新しくなって若干早くなりました。
AnTuTu Benchmark v6が4%差、PCMark for Android – Work 2.0が8%差、
Geekbench 4.1/4.2 – 64 Bit Multi-Core Scoreが3%差。3D性能はほぼ変わらず。
ソース:HiSilicon Kirin 659 vs HiSilicon Kirin 658 vs HiSilicon Kirin 655
要するにベンチマーク以外ではほとんど変わらず、気持ち早くなりましたが、
体感できる性能差は無いかと。
USB-Cが搭載され、気分的に新しくなりましたが、DualSIMはキャリアの都合で削除、かつauSIMロック
(もっとも分割払いで100日、一括払いで即日SIMロック解除可能)付きです。
AGPS搭載で少しGPSをつかむのが早くなり、BT4.2にVersionUPで多少気持ちよくなれます。
要するにあんまり変わらんやんけ!というツッコミはごもっとも。
au側のウリ文句:
・約1,200万画素と約800万画素のダブルレンズカメラ搭載により、ワンタッチで2倍ズームインが可能。かんたん操作で決定的瞬間を逃さず、ズーム時も画質の劣化を抑える嬉しい設計。
・一眼レフで撮影したようなボカシがかんたんに表現できる「ポートレート撮影」を搭載。
・さらに撮影後にフォーカスを自由に調整できる便利機能も搭載。
・約2,000万画素のサブカメラに加えて、「3D顔面認証技術」と、「ビューティ補正機能」により、自然な背景ぼけで好印象のポートレート写真の撮影が可能。
いやカメラ以外にも売るポイントあるでしょ・・
「富士通にはないコスパ!」「防水じゃないけど壊れたらすぐに買い直せる価格!」
「同時期発表の京セラQua phone QZなんてどうでも良い、Huaweiの圧倒的注目度!」
「おサイフケータイを使いこなせない人向け!」「もちろん防水じゃないので水滴注意!」
「Huaweiを買う顧客層はカメラ画質とか気にしないんじゃ?」「Kirinで3Dは諦めろ、iPhoneに逝け!」
等々。
という訳で、auが初めてリリースするhuawei端末。これをテコ入れにhuawei端末が国内に増え、
知名度が上がり、更に出荷台数が増え、管理人としては防水とおサイフケータイが実装されることを
願っております。
そうなると、Xperia、AQUOS、アローズ、京セラが全滅しそうですが、それもビジネス環境における、
生存競争という自然淘汰に生き残れなかった敗者ですので、仕方がないのかも。
国産が減るのは悲しいですけどね。