日本通信のソフトバンクiPhone向け音声通話プラン「b-mobile S スマホ電話SIM」が1GB:2450円、3GB:3150円、5GB:3850円でサービス開始。8/16
10時~。
味のあるプレスリリースやIRで有名な日本通信株式会社ですが、
今日もまた味のあるプレスリリースを発表して話題になっています。
日本通信、ソフトバンクのiPhone版スマホ電話SIMを新発売 SIMロックが掛かった状態で当たり前に使える格安SIM | 日本通信株式会社
要約すると、ドコモ同様に当たり前にMVNOが使える環境をソフトバンクで提供します、
ということをA4用紙3枚ぐらいで長々と書きました。
日本通信は優秀なプレスリリースライターを雇っているようですね。
一行でかけば済むことを、ここまで長く引っ張れるとは。
サービス期間;2017年8月16日(水)午前10時より
「b-mobile S スマホ電話SIM」の音声通話SIM料金プラン:
開幕SIM (データSIM) |
スマホ電話SIM (音声通話SIM) |
参考:ソフトバンク (音声対応) |
参考:楽天モバイル (音声対応) |
|
1GB | 880円 | 2450円 | 5900円 | – |
3GB | 1580円 | 3150円 | 6500円 | 1600円 |
5GB | – | 3850円 | 8000円 | 2150円 |
7GB | 2980円 | – | – | – |
10GB | – | – | – | 2960円 |
30GB | 4980円 | – | 11000円 | 6150円 |
緑色のb-mobile S スマホ電話SIMが今回発表された音声プランです。
なお、1GBから5GBまでは1GB350円で自動的にスライドとのこと。
ドコモ系MVNOと比べると、3GBで1550円、5GB1700円ぐらい高くなっていますね。
3GBで2年使うと、1550*24=37200円ほど余分にお金がかかりますので、ソフトバンクのiPhoneを
SIMロック解除なしに本当に使う価値があるのか、冷静に考えたほうが良さそうです。
ソフトバンク系MVNOは割高。
なお、今から2年前のiPhoneと言えば、2015年9月に発売されたiPhone6s/6s plusです。
これが概ね2年経過ですので、ドコモのiPhone6sの相場を見てみましょう。
Yahoo!オークションでドコモ版新品が4.5万(32GB)、中古が3.5万(64GB)で買えます。
一方、ソフトバンク版の相場は5000円程度低い模様。
ソフトバンクのiPhone6s/6s plusがそのままこの端末を使いたいと思った場合、
ソフトバンク端末+「b-mobile S スマホ電話SIM」を使って3GBで2年間で37200円を
ドコモ系MVNOより余分に払うより、まずドコモの中古iPhoneを買ってきて、環境を移築し、
ドコモ系MVNOを契約します。その後ソフトバンク端末を売ったほうが、本体代は5000円ほどマイナスですが、
回線代で37200円ほど浮く計算になります。
そこに価値はあるのか:
ただ、ドコモ系MVNOは回線速度が限界に近づいているというのも事実であり、
昼休みなどのコアタイムは動画サービスやテザリングなど、データ通信帯域が多く必要なものは、
まともに動かない場合も結構あります。比較的空いているであろうソフトバンク系MVNOを使う利点は、
コアタイムにガンガン通信したい、おそらくそこしかないかと。
自分の用途とMVNOの性質、ソフトバンク系MVNOは割高であることを念頭に置いた上で比較検討し、
自分のニーズに合う人は契約を検討してみましょう。