ボルダリングジムのロッキー新宿曙橋店に行ってみた。ロッキー会員と行くと初回会員登録料無料。
最近流行りのボルダリングですが、2018/3/3にオープンしたという、ロッキー新宿曙橋店、
いわゆる宿ロキに行ってきたのでご紹介。
まずはテンプレ:
【グレード感】オープン当初は2017年秋以降のロッキー名物「辛め」であり、1ノッチ程度は辛いものですが、
5-6月にホールド替えがあり、それ以降は0.5ノッチ程度の「ちょっと辛め」に落ち着きました。
【ウォールの高さ】標準~高め。荻窪ロッキー程度の高さ。最大4.8mとのこと。
【清潔感】新しいので、当然キレイ。
【貴重品ボックス】更衣室のロッカー一体型。
【アイシング施設】無し。
【物販】なし。チョーク等多少あり。ただしかなり少ないし、意識高そうなチョークが
高い値段で売っています。いわゆるボトル型のボルダーXなどは販売していません。
◇BOULDER X(ボルダーX)・みずと炭マグだけのチョーク 3.38oz(100ml)【クライミングチョーク・ボルダリングチョーク】 |
【更衣室】狭すぎ。5人も入ればいっぱいいっぱい。そもそもロッキーの割には更衣室は小さく、
品川ロッキーの半分程度と思っていいでしょう。
【客層】初心者はほぼ皆無に近く、これまで品ロキで暴れていた有段者が宿ロキに移った模様。
とは言え、3級ぐらい登れるとそこそこ楽しめるかと。
【周辺施設】中に自販機があります。ファミリーマート市谷台町店が一番近いのですが、
宿ロキが地下に位置しており、階段を登るのがめんどくさく、ジム~駅は徒歩1分程度離れているので、
予め買っておくほうが良いかと。
【シャワー】なし。脚も洗えません。
【トイレ】ここが一番のこのジムの問題ですが、ジムはB1F、水場が1Fにあります。トイレも同様。
という訳で、トイレに行きたい場合は階段をのぼる必要があります。プロテインを飲むための
水を補給する場合も同様です。これが非常に面倒くさい。予めファミマでトイレを行っておいても
良いぐらいの面倒くささです。クライマーという人種は、壁を登ることに命をかけますが、
階段登りは途端にめんどくさくなる人なのです。。。
フレビで会員登録手数料無料:
グレード感を語る前に、まずはキャンペーンのご紹介。
2018/8/31までは「Friends Invation」、通称フレビということで、友達を連れてくるとその友達の
会員登録料1000円が無料となります。
※2名同時に来店しても無料になりません。すでに会員になっている人がいることが条件です。
という訳で、友達と行くけど二人共会員ではない場合、30分程度時間を開けて友達に先に会員になってもらって、
自分の金は無料とし、後で割り勘しましょう。
ただし、ジムのグレードの性質上、間違っても合コンで拾ってきた女の子などを誘って楽しめる場所ではありません。
ある程度ガチムチの「やってる」クライマーと来るジムです。初心者用課題はあまりにも少ないです。
ただ、品ロキに行ったことがない、ロッキー会員証を持っていない人は、
まずはロッキー会員証を持っている友人と宿ロキで会員証を作り、それから品ロキに行くほうがいいでしょう。
ロッキー会員証は商魂たくましいB-PUMP系列と違って全店共通ですし、追加の会費も取られません。
画像紹介:
入り口です。普通のマンションの1Fに位置しているので、地図をよくよく見てないと気が付かないかも。
また、1Fには普通の駐輪ラックがありますので、ロードバイクで来ている人もちらほら。
一応駐輪ラックと地球ロックは可能ですが、ABUSのレベル10以下で停めるのは自殺行為ですので止めましょう。
そのへんの4mmのワイヤーロックなんてワイヤカッターで1秒で瞬殺できます。
更衣室です。綺麗なのはいいのですが、いかんせん狭すぎ。品ロキの半分程度もありません。
4-5名のおっさんを収容するだけでいっぱいいっぱいです。
練習用・アップ用壁。壁は低めでグレードも易しめ。初心者やアップ用として使います。
メインウォールその1。ルーフ壁。宿ロキ名物の最大登攀距離7.5mがあなたを襲います。
とは言え、ここの壁についているグレードは他よりは若干易しめ。
今日傾斜のわりに頭を使うテクニカルな課題が多く、悩ませてくれるでしょう。
メインウォールその2。デカイボテ、持ちづらいホールド、ない足、とりあえずコンビネーションなどなど、
ロッキー名物のホールドのオンパレードです。奥にスラブが見えます。
メインウォールその3。
メインウォールその4。メインウォール2~4は続きの壁です。品ロキの2面あるうちの1面程度の広さです。
ムーンボードではないのですが、強き人が練習するための壁もあります。
グレード感:
まず最初に、初心者はお断りです。品ロキは端の方である程度初心者も楽しめるようなスペースが
設けられていますが、宿ロキには殆どありません。
多少あるにはありますが、課題が少なすぎて楽しめないでしょう。初心者は近隣のベータクライミングジムや
代々木レックス、秋葉原B-PUMPにでも行きましょう。
さて、中級者以上のグレード感ですが、2018年6月頃のホールド替えで、一般的なジムより0.5ノッチ程度辛い
ものの、それ以前の「異常に辛い」と言われるグレード感はなくなりました。
課題としては、デカイボテと悪い手と悪い足という、クライマーにとって嫌がらせみたいな課題が続きますが、
いわゆる正統派?外岩志向と言われる江戸川橋T-wallとは違い、「飛び跳ねて遊べるジム」となっています。
こういった奇をてらった課題もありますし、コンビネーション系課題が好きそうな人はいいかも。
管理人は落とせませんでしたが。
とは言え、ひたすらカチを持つような課題もなく、課題数は比較的少なく、1-2週間連続で行くと、もう良いかな、
次のホールド替えまでは飽きた、と言ってしまうジムなのがちょっと惜しい。
印西ロッキーや品ロキほど広ければ、ホールド替えまで登りきれない課題があるのですが、
宿ロキは比較的(ロッキーとしては)狭め。月パスとか買うと速攻で飽きそう。
飽きたら近隣のベータクライミングジムに行けばいいのですけどね。ベータはどちらかと言うと外岩志向です。
ただ、最近はセッターの志向が変わったのか、大分ジムよりにもなっていますが。
という訳で、気になる人は一回は行ってみましょう。ただなんだろう、1-2回いくと「もう登れる課題は登れたし、
登れないのはしばらく無理だろう、という訳でもう良いや」となるジムです。
あと、トイレ環境は改善してほしい。チョークの手を洗うにも1Fまで登らないといけないのはめんどくさすぎますよ。。。