
若者に広がる50年住宅ローンという地獄。家が高すぎて東京一極集中が是正か。
今どき東京都23区だと3LDKで70平米だと1億円、都心5区だと2-3億円は出さないとまともなマンションは買えませんが、
住宅価格の高騰を受け、返済期間が「50年」という長期ローンを組む若者が増えているそうな。
■《住宅購入希望者 リアルな声》
実際に新築戸建てを検討している人は、建築価格高騰で「月々の返済額を抑えたい」という意見が多いようです。
・住宅購入希望者(30代)
「35年だと月の返済額がちょっと増えちゃうかな。40年だと退職金とかでも返せるかなって」(中略)
■《50年ローン》総支払額への影響
ファイナンシャルプランナーの加藤桂子さんによりますと、金利など一般的な条件で5000万円を借りた場合、フラット50は月々の支払いがフラット35よりも3万円ほど安くなります。
その代わり、支払いの総額はフラット35よりも1000万円以上増えるということです。
加藤さんは「子供がいる世帯は教育費を貯めながら返済しないといけない」、「長期間返していけるのか慎重に判断を」と話しています。
若者に広がる住宅ローン”50年” 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか(HBCニュース北海道) – Yahoo!ニュース
もちろん、35年ローンより50年ローンのほうが月々の支払額は減りますが、総支払額は
5000万円を借り入れた場合、35年⇒50年で+1000万円とのこと。
確かに今の1円と50年後の1円の現在価値は大いに異なるので、金利が変わらなければとにかく長い期間のローンを組み、
余剰資金でS&P500やオルカンや金やインドやビットコインに投資して、50年後にその投資益で返すのもありかも。
それなりに収入や余剰資金がないとこの戦略は無理ですけど。
また、現時点での共働き世帯の年収や今後の年収の伸びを期待して、与信枠全力でペアローンで組んだとしても、
その後の妊娠⇒産休⇒退職、また会社の倒産や減給、メンタル不調で休職など、世帯年収が激減してしまい、
家庭の空気が悪くなって離婚してペアローン解消など、家を手放す危険性があることも認識しておく必要があります。
インフレ時代のこのご時世、都会では家は早期に買ってローンを早く走らせる必要がありますが、
あまりに焦ってカツカツの支払いを前提としないほうがいいでしょう。
一方、地方だと過疎化で家が余りそうなので、できる限り家を買うのは後ろにずらしたほうがいいでしょう。
そういうエリアだと、仕事もなけりゃ行政がインフラ整備の金もなく、熊に襲われて死ぬこともありえますが。
家が高すぎて東京一極集中が是正か:
マンション価格の上昇と、連動して一軒家の価格も上昇しているため、これから若い人が都心部に住むのは
なかなか難しい状況です。賃貸マンションの家賃も上昇していますからね。
本当は子育て支援なども含めて東京に住みたいが、家の価格的にどう考えても無理なので、
川の向こう、東京の周りの都道府県に住む・・・という選択をする人が増えそうです。
という訳で、家の価格の上昇で、東京一極集中が多少是正されるかも。
それでいいのか問題もありますけどね。


都内勤務だけど、木更津から高速バスで通勤してる同僚がいる。
風が強いと電車w
通勤時間を重視して物価高の地域で50年ローンか、通勤時間長くても物価が安くて済む地域で35年ローンを選ぶか
難しいですね
前の会社で東京転勤した時、社宅に都内ではなく千葉(西船橋)のマンションを選択したら同僚から不思議がられたのを思い出した
職場まで電車一本で行けて都内より広くて設備もいいのに都内住まいに拘るほうが意味わからんかったけど関東生まれの人にとっては東京で住むことのステータスは予想以上に大きかったようだ
西船橋で激混み総武線か東西線で毎日満員電車とか前世で何かしでかしたレベルの苦行
千葉には熊いないし千葉ニュータウン復活か?