大人気の投資信託、オルカンとS&P500です。概ねS&P500のほうがパフォーマンスで勝つ、
なぜなら米国株100%だから、というものでしたが、最近は微妙に異なるようです。
年初の最高値をオルカンは更新、一方S&P500は更新できていないそうな。
また、パフォーマンスの面で大きな違いになっているのが、両ファンドともに2025年1月に付けた最高値を「オルカン」は7月11日時点で抜いて最高値を更新しているにもかかわらず、「S&P500」は7月18日時点でも抜くことはできないでいる点だ。
「オルカン」のパフォーマンスについては、組み入れ比率が6割を超える米国株の影響は大きいが、2025年になって英国やドイツなど欧州株が史上最高値を更新したこと、中国の株価が3年ぶりの高値に盛り返してきたことなど、米国以外の国々の株価も好調になってきていることの影響が加味されている。米国株価も史上最高値に進む好調を持続しているものの、やはり4月にあった急落において大きく下落してしまった不安定さが懸念される材料になっている。このため、個別ファンドの資金流入額の水準が「オルカン」と「S&P500」の間で差が出るようになっている。2024年3月頃までは、両ファンドが資金流入額の1位、2位を続けることが当たり前だったが、2025年6月最終週(6月23日~27日)の資金流入額ランキングでは「オルカン」は流入額ランキングの第2位にとどまっていたものの「S&P500」はトップ10から落ちることになった。直近の7月第3週(7月14日~18日)の資金流入額も「オルカン」の約218億円に対して「S&P500」は約140億円と「オルカン」の64%の水準でしかない。
「オルカン」と「S&P500」の人気の差が目立ってきたのは4月の急落後のことなので、このまま「オルカン」優位が定着するかどうかを判断するには早計だ。実際に、2024年1月以降の人気(資金流入額)は「オルカン」優位が続いていたものの、2024年11月から2025年2月までは「S&P500」が資金流入額で「オルカン」を上回るということがあった。ただ、2025年5月以降の「S&P500」への資金流入額の減退は大きい。4月の急落以降はアクティブファンドの「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)(愛称:世界のベスト)」が人気を高めている。「世界のベスト」と世界中の株式市場から優れた企業を厳選するファンドで、米国株に特化した「S&P500」とは投資対象の広がりが違う。市場は「米国」一国集中から「世界への分散」にかじを切ったようにみえるが、これが定着するかどうかを注目したい。
「eMAXIS Slim」の「オルカン」と「S&P500」が利用者500万人突破も目立ち始めた格差
ちょっと長いので、要約するとこんな感じ。
「オルカン」と「S&P500」の比較要約
・「オルカン」は2025年7月11日時点で最高値を更新済みだが、「S&P500」は7月18日時点でも更新できていない。
・「オルカン」は米国株に加え、欧州株の上昇や中国株の回復といった世界的な株価上昇の恩恵を受けている。
・2025年7月第3週の資金流入額は「オルカン」が約218億円、「S&P500」が約140億円で、「オルカン」が64%上回っている。
・「S&P500」は資金流入ランキングでトップ10圏外となるなど、かつての勢いが失われている。
・「S&P500」は2025年5月以降、資金流入が大きく減少している。
・市場は米国一極集中から世界分散への動きに転じているが、今後の定着は不透明である。
設定来のパフォーマンスとしてはS&P500が勝っていますが、最高値からの戻りで考えるとオルカンが勝つそうな。
まぁ10年単位で考えるインデックス投資なので、そんな数ヶ月の話されても困りますがな・・・
という意見はごもっとも。
「オルカン」と「S&P500」、どっちを買う?
未だに(一部で)尽きないこの話題、どちらが正解でしょうか。
投資に正解なんてありませんが、答えの一つは「両方買う」だと思いますよ。
両方買うなんてナンセンス、オルカンの6割は米国なんで意味がない、米国を買い増ししているだけ、
他の国やテーマ性をあるものを買ったほうがいい、他のアセットクラス(金や債券など)を買ったほうがいい、
という声もありますが、当たり前。そんなことみんな知ったうえで悩んでいますからね。
不安なら両方買えばいいじゃない。両方買って、精神が安定して、長期投資する心構えになるならそれでいいじゃない。
比率?悩んだら半々でいいじゃない。別にベストパフォーマンスを出し続けないと首を切られるファンドマネージャーじゃあるまいし。
米国が今後伸び悩むか不安?ご安心を、日本よりは伸びますし、多少伸び率が落ちてどこかの国に追い抜かれて
アンダーパーフォームしても、それでも伸びることは伸びますよ。長い目で見ると、毎年の僅かな差が増幅されていくのですが、
そこを気にしてもしょうがない。それよりも信託報酬(手数料)を気にしたほうがいいかも。
長い目で見て、「多少増えていればいいかな、まぁ市場リスクを取っておけば損はしないでしょ」というのが
素人のインデックス投資の根幹ですので、あんまり細かいことは気にせずにただ毎年(毎月・毎日)淡々と
積み立てていきましょう。
素人が今がピークだの、今がボトムだの、気にして売ったり買ったりしてはいけません。
なぜ付け焼き刃の素人が市場に勝てると思ったのか。
淡々と買いまし&放置&その他のことで人生を楽しむのが一番です。
以下、参考:
(アマゾンキンドル)ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第13版> 株式投資の不滅の真理
管理人も読みましたが、いい本でした。
現在では管理人の資産の大半は投資に回されていますが、自分の中で踏ん切りをつけ、
暴落にも対応できるメンタルを手に入れるためにも、理論的な本を1冊は読んでおくことをおすすめします。
インデックスなんて局地的にみれば、時期によってはインドが伸びてたり中国が伸びてたりと「お、米国の次はここか?」みたいな流れが必ずある
がしかし今回のトランプ関税でもわかるとおりやはり一番のディール国家は米国
まあとは言えどどの国にも持続的に成長し続けてもらうのが一番の理想
綺麗事かもせんけど共存共栄で緩やかにインフレし続けてくれるのが資本家にとっては理想
金融庁は オルカン規制入れそうで 怖い
買って応援するしかねえ!どっちもがんばえー!
> 年初の最高値をオルカンは更新、一方S&P500は更新できていないそうな。
SP500も最高値更新してるってYahooNewsでやってたけどね
投資信託の基準価格の話ですね
あかん、オカーン!
すべてが宣伝です。悪しからず。
S&P500とオルカンを悩むってのがよくわかりませんが、どちらも米国に投資してる商品なので、手数料で決めてしまえばいいと思います
世の中にはたった数%パフォーマンスが勝っただけで自分の判断が正しかったと思いたい人種がいるわけでな
全く管理人の言う通り。
インデックス投資は続けることが最重要で、オルカンorS&Pなんかでウダウダ迷ってるようだと、そのうち来る◯◯ショックに精神的に耐えられないと思う。
結局のところオルカンだのsp500だの考えずにとりあえず何か一本買ってたらそれだけでr>gの恩恵に与ることができていいじゃん、って思考になれない民がこういう記事を作るんだよ
てか「投資成績が良いのは死んだ人」説ってのを体験してから色々と悟ったわ
仕事と資格勉強で忙しくて投信積立だけして評価額もほぼ見てなかったここ数年のパフォーマンスが一番良かった
成仏して…
と思ったら違った