「幸福なFIRE」と「不幸なFIRE」の分かれ道。FIRE「出来る」人間は、FIRE「し続ける」才能がない。
30代でFIREを達成し、世界一周したYOSUKEさんですが、FIREには「幸福なFIRE」と「不幸なFIRE」があり、
それはFIREの目的やビジョンによるのだそうな。
最近のFIREブームは、いかに早く会社を辞めるかということと、どうやって資産を増やすかということだけに終始していて、本質を見失っている気がします。お金に縛られすぎているんですね。FIREできるかどうかと、幸せかどうかは別物なんじゃないかと私は思うんです。
(中略)
ビジョンなしにお金への執着からスタートすると、いつまでもお金から自由になれないんです。そのうちに「何のためにやっているんだろう」という無力感と退屈さが勝ってきます。なかには鬱になる人もいます。お金を多く持つと、今度はそれを失う恐怖とも戦わないといけないので、意外とメンタルの管理は重要なんです。
お金は貯まったけど1人になってしまって孤独な人もいます。そして、FIREした後も自己顕示欲を満たす為に、 今よりさらに多くのお金を追い求めるという負のループにはまっていきます。
(中略)
そもそもお金って使うためにあるじゃないですか。貯めること自体が目的化するのは違いますよね。「それを使って何をしたいのか」がないと、虚しいFIREになると思います。
結局、何のためにFIREするのか、FIRE後に何をするのかを明確にした上でFIREしないと、
人間関係を失って生活のハリが失われ、無気力になり、結局不幸になるそうな。
FIRE「出来る」人間は、FIRE「する」才能がない。
FIRE「出来る」ほど富を蓄えることが出来る人間は、アグレッシブで異常なまでにワークホリックで、
会社に行ったり自分で働いたり、考えたり動いたり、人を動かしたり敵を攻撃したり何かを爆発させることが大好きで、
そういう気質の持ち主でなければ、一生働かなくてもいい財を成すことが出来ません。
(*相続は例外として除く。)
そしてそういう人は、いざ仕事を辞めて悠々自適な生活を送ろうとしても、そんな生活を長続き出来ないのです。
そして鬱になりかけて、「これじゃだめだ」とまた働き始め、アドレナリンを分泌しながら生き生きとし始めるわけです。
つまりFIRE「する」才能がない。そしてFIREを「し続ける」才能がない。
逆に、自堕落な生活に慣れている、いつまでもグダグダと非生産的なゲームなどに興じて
余生を過ごせる人は、FIRE「する」才能はありますが、そもそもFIRE出来るだけの資産を
蓄えることが出来ません。
人間って複雑ですね。
かと言って、FIREしたいと思っている人が、FIRE後にやりたいことを「仕事か金儲け以外」で見つけられるか?
と言われるとちょっと難しいのですよ。そのへんをうまく自分の中で折り合いをつけて、
FIRE前後で自分のやりたいことをきっちりと切り替えて、夢に向かって邁進できる人間は正直羨ましいかも。
ほとんどの社会人、主にサラリーマンか公務員か自営業の人は、適度に働き、適度に余暇を楽しみ、
収入源を複数作って家計とメンタルを安定させ、「いつでも仕事なんて辞めてやるわ!」と言いながら、
結局やめない、というのが一番生きやすいかも。仕事をしたり、組織に属することで、
何かと人間関係が維持でき、得られるものも多いですから。
逆に、人間関係が嫌な人はさっさと仕事や組織を変えましょう。
親の面倒を見るという理由で会社辞めて実家(持ち家)に戻ったけどほとんど金も使わないので貯金も減らない
田舎の安い給料で仕事しなくても細々と生活してたら年金が貰える年齢になりそうな状況ってのはFIREと呼べるのだろうか?
缶コーヒーの話かと思ったw
fire extinguisher って感じよね
ここはドケチ多そうだからFIREまで至らなくても
そこそこため込んでそうだよなぁ・・
36歳妻子ありでFIRE済みですが、子育てが終わった頃、趣味の筋トレ、ストレッチ、映画鑑賞と妻とのデートだけで時間を使い切れるかという悩みがすでにあります
そっか死ね