オウム松本元死刑囚の妻宅を家宅捜索、現金数千万円が発見される。
今の若い人はあまり知らないかもしれませんが、昔はカルト団体がテレビに普通に出演していたり、
カルト団体の教祖(後に死刑囚、執行済み)が衆院選に出馬したりと、めちゃくちゃでしたが、
そのオウム真理教元代表の松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚の妻のマンションが埼玉県警によって家宅捜索され、
現金数千万円が発見されたそうな。
公安調査庁や関係者によると、妻と次男は教団の後継団体「Aleph(アレフ)」に所属していないが、
アレフは次男を松本元死刑囚の後継者として「教祖」に据えようとしているとされる。
次男の動向や妻側への資金援助などについて警戒を強める公安当局は、現金の出所の解明を急ぐ。捜査関係者によると、公安庁は3月、妻と次男が暮らす埼玉県越谷市内のマンションに
団体規制法に基づく立ち入り検査をしようとしたが、妻側は応じなかった。公安庁から告発を受けた県警は4月中旬、同法違反容疑でマンションを家宅捜索。
室内から複数箇所に小分けに保管されていた現金計数千万円を発見したという。公安庁は00年の観察処分決定以降、アレフなど後継3団体への立ち入り検査を計約600回実施しているが、
妻や次男の拠点を対象としたのは異例とみられる。妻とアレフを巡っては02~06年、妻が描いた絵画の使用料としてアレフが毎月約40万円を妻側に支払っていたことが明らかとなっている。
06年以降も資金提供は続いているとみられ、公安当局は、アレフが実質的に妻側の生活を支えている可能性もあるとみている。
オウム松本元死刑囚の妻宅から数千万円 家宅捜索で発見、出所の解明急ぐ 異例の立ち入り、拒んだ疑い・公安当局(時事通信) – Yahoo!ニュース
なお、押収されたかは不明です。
また、オウム真理教の後継団体であるアレフに対し、被害者への賠償金約10億2500万円の支払いを
命じる判決が確定していますが、アレフは支払いに応じていません。資産隠しの疑いも指摘されています。
オウム真理教後継「アレフ」、7億円資産隠しか 進まぬ賠償 – 日本経済新聞
まぁアレフを完全に追い詰めて地下に潜られると、追うのがやっかいなので今の状態で泳がせている、
という話もありますが、一般市民からすると、どうしてこんな犯罪者集団の末裔が未だに野放しで、
勧誘を続けているのか、という疑問もあるでしょうね。
被害者やその遺族からすると、せめて金だけでもさっさと払ってほしいところですね。
けしからんな
ほんまクズやな