ふるさと納税に異変あり。Amazonが参入して同じ返礼品で寄付額が2000円安い。これが黒船の威力。
アマゾンがふるさと納税に参入したことで、これまでは各社横並びだったふるさと納税に
異変が起きているそうな。
あるサイトではサケが「1万2000円」のところ、アマゾンでは「1万円」と2000円安くなっています。同じ自治体の同じ返礼品であるにもかかわらず、必要な寄付額が違っています。
調べてみると、他にも「サバの干物8枚セット」が、アマゾンでは他のサイトより寄付額が2500円少ない7000円に。別の自治体の「生ズワイガニ1200グラム」も、3000円少ない寄付額となっていました。
なぜアマゾンでは、他より少ない寄付額で返礼品を受け取ることができるのでしょうか?自治体に話を聞きました。
千葉県いすみ市役所 ふるさと納税担当者
「他のポータルサイトよりも(アマゾンは)手数料が低いため、返礼品の3割ルールや5割ルールの中でも、寄付金額を他のポータルサイトより低く設定できる」(中略)
ただ、来年10月から返礼品へのポイント付与は禁止されるため、専門家は今後“手数料の引き下げ”競争が始まると予想します。
ふるさと納税に異変 同じ返礼品で寄付額2000円安 アマゾン参入で“横並び”崩れる(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース
アマゾンは構築した物流網(と、買い叩いたデリバリープロバイダの配達網)があるため、
既存のふるさと納税サイトよりも送料などの経費を抑えることが出来、その分必要な返礼額を
他のサイトよりも低く設定できる、とのこと。
現状ではふるなびなどとそこまで必要な寄付額は変わらないようですが、
そのうち差がつくことになるかも。
今のところ、ふるなびでいいかな。アマゾンペイ経由でアマゾンギフト券を消費できるし、
10%程度のポイントは貰えるのだから。
アマゾンふるさと納税は、まだまだ対応している自治体が少ないですし。
来年の今頃にはラインナップも充実しているでしょう。ということで1年後に活用しましょう。
なお、面倒くさいのは、同じものを得るために必要な返礼額が微妙に異なることが常態化してくると、
寄付する側もそれらのサイトを横ぐしで検索して比較しないといけないわけ。
ただでさえ忙しい年末、そもそも何が欲しいのかよく分からない状態で、冷凍庫・冷蔵庫の空き容量を見つつ、
ランキングで欲しいものをポチポチする作業に、更に「ふるさと納税サイト間での比較」が追加されます。
目ざとい人はすでに「ふるさと納税比較サイト」などを立ち上げて、条件を揃えて比較した場合に
一番オトクになるサイトを案内する、というビジネスをやってそう。もちろんアフィリエイトリンク付きで。
段々欲しいものを探す行為も疲れてくるので、最初から減税してくれないかな・・・
そりゃ無理か、都会から地方に金を還流させつつ、肉やら魚やら酒やら果物を都会に流し込む政策ですからね。
発起人のガースー(菅元総務大臣)が政界を引退しない限りは続くかも。
現状も、ふるさと納税サイト間で差があるところはありますね。
全体的に、ふるさとチョイスが安く、次いでauふるさと納税等。
逆に高いのは、ふるなびとかのような気がします。
楽天が中間~やや高いくらいか。
差がある場合には。
(これは、サイトが取っている手数料と相関するのかな?)
アマゾンポイントで納税したいが無理だろうな