ヒグマ駆除、日当8500円を提示された猟友会がブチギレ、交渉決裂。「高校生のバイト以下、馬鹿にしているのか」

ヒグマ駆除、日当8500円を提示された猟友会がブチギレ、交渉決裂。「高校生のバイト以下、馬鹿にしているのか」

全国の山間部で熊の出没が目立っていますが、地方ではハンターに払う報酬が日当8500円と安すぎて、
猟友会が協力を拒否し、問題になっているそうな。

■交渉決裂「日当8500円」町と猟友会対立
　その雨竜町からおよそ30キロ。4800人ほどが暮らす奈井江町では、ヒグマ駆除を巡り“ある問題”が浮上しています。

奈井江町　三本英司町長（69）
「去年、おととしと、クマが山里じゃなくて、市街地まで出てくるようになってしまった。そこ（ヒグマ駆除）の体制を再構築しようということですね」

　これまで奈井江町では、山に出ることが多かったヒグマをボランティアのハンターと協力して駆除してきました。

　しかし、人里に降りてくるヒグマが増えたため、町は4月、猟友会に新たにクマの駆除などを行うチームへの参加を呼び掛けました。

北海道猟友会
砂川支部　奈井江部会
山岸辰人部会長（72）
「高校生のコンビニのバイトみたいな金額でやれ。ハンターばかにしてない?って話ですよ」

　しかし、町が提示した金額は日当8500円、発砲を伴う場合でも1万300円。札幌市と比べると、半額以下だといいます。

山岸さん
「（Q.提示された金額について）冗談だろと思いましたよ」

　猟友会は、1回の出動につき4万5000円を提示しましたが…。

山岸さん
「『予算がない。条例を変えなきゃならない、時間がない』と。後日、仲間内で全員で話し合ってお断りしようと」

　町と猟友会の交渉は決裂。猟友会は、町のヒグマ駆除に協力しないことになりました。

（中略）

山岸さん
「正直、私たち仕事してるんで。それほど暇じゃないです」

　介護関係の仕事をしているという山岸さん。奈井江の猟友会は5人が所属していますが、全員仕事をしながら、ハンターとして活動しています。さらに、5人中3人が70代だといいます。

山岸さん
「町民のためとか、住民のためとか。それは自分たちの生活あっての話で、余力でやる話で。自分たちの生活犠牲にしてまでやりますかって話です」
「馬鹿にしているのか」ヒグマ駆除　町と猟友会が交渉決裂「高校生のバイト以下」（テレビ朝日系（ANN）） – Yahoo!ニュース

そりゃ昼間の仕事をしている人が、1日中山の中に入り、ヒグマを仕留めて、8500円、
発泡を伴ったら10300円って、流石に舐めすぎでしょ。そのへんで高校生が空調の効いた部屋で
安全にバイトしたほうが儲かりそう。どんなクレーマーでも、いきなり爪で引っ掻いて顔面と首を根こそぎ持っていく、
なんてことはしませんから。

基本的に人里に降りてきた熊・畜生は殺すしかありません。獣と共存は無理です。
地方自治体が潤沢に予算をつけて、駆除する必要があります。
文字通り、命のやり取りの費用になります。自治体が予算不足ならば、国が補助金を出さないと不味いでしょう。

時たま動物愛護団体や無敵の市民が「くまさんをいじめるなー」と妨害の電話をかけてくるそうですが、
おそらくくまのプーさんなどの寓話と現実の区別がついていない馬鹿です。
おそらく熊をこの記事のTOP画像のようなキャラクターと勘違いしているのでしょう。
だったらお前が竹槍で熊と戦ってくれ、と言いたい。

熊によってひこ起こされた大量殺人などの事件簿を読むと、共存は無理なことが分かります。
三毛別羆事件 – Wikipedia

どうもこの国は安全は安いもの、現場の単価は安いものだと思っているフシがありますね。
必要な専門家を、必要な予算をつけて雇うことが必要でしょう。