冬のボーナス、一番多いのは「10万～30万円未満」。貧しいなぁ。

冬のボーナス、一番多いのは「10万～30万円未満」。貧しいなぁ。

厚生労働省調査・ITmediaビジネスオンラインによると、冬のボーナスで一番多い支給額は、
「10万～30万円未満」とのこと。

　厚生労働省の「毎月勤労統計調査」によると、2021年の平均ボーナスは夏が38万268円、冬が38万787円だったが、今年はどうか。個人向け金融サービスなどを展開するヒューネル（東京都文京区）は、「冬のボーナス」に関する調査を実施した。その結果、22年冬のボーナスの支給予定額は「10万～30万円未満」（188人）が最多となった。
7割が「不満」　冬ボーナスの支給金額　3位「5万～10万円」、2位「30万～50万円」、1位は？：「コロナ前より減った」は3割（1/2 ページ） – ITmedia ビジネスオンライン

問題はここから更に税金や社会保険料が引かれることで、実際の手取りは*0.6～0.8程度になってしまいます。
特に都心部でこの額面では、家庭があると苦しいものがあるでしょうね。
悲しいなぁ。

ただ、大企業はもう少し貰っている企業が多く、昨年度の平均は82万円とのこと。

中小と大企業の賃金差は結構開きがある模様です。
大手企業の冬のボーナス　平均で約82万円　2年連続で減少（経団連の調査） | 社会保険労務士PSRネットワーク

ちなみにdoda調査によると、平均で年100万、前年度5％アップとのこと。
そりゃこのご時世上がるよね。賃上げ機運と労働力不足、円安で益が出ている企業も多いですし。ITmedia：年間ボーナス平均額は105.1万円　3位「融資審査」、2位「MR」、1位は？

必要なのは賃上げと成長戦略、そして付加価値を価格に転嫁していくこと、
つまりある意味値上げを社会全体で許容し、緩やかなインフレを目指していくことが必要です。

新しいことはやりません、値上げは許容しません、
では本当に失われた40年目に突入しますよ、この国。