消費者庁、アフィ広告規制に乗り出す。必要ならば法改正で厳罰化。

消費者庁、アフィ広告規制に乗り出す。必要ならば法改正で厳罰化。

事実上やりたい放題であり、野放しになっているネット広告業界、
特にサプリメントや美容関係、情報商材が特にひどいと感じていますが、
この業界の闇に対して消費者庁が本気を出すようです。

「アフィリエイト」と呼ばれるインターネットの成果報酬型広告を巡り、消費者庁が広告主や広告作成者、仲介会社を対象に大規模な実態調査に乗り出すことが同庁関係者への取材で分かった。広告作成は副業目的の個人400万～500万人が担い、市場規模は右肩上がりで3千億円と活況を呈している。一方で虚偽、誇大広告といった不正も多く、野放しに近い状態。調査で業界の全貌を把握し、ネット広告のルール作りや規制強化に活用する狙い。

明らかに優良誤認を狙っているもの、詐欺まがいのもの、二重価格表示、ガイドライン違反、
薬事法違反、マルチやネズミ講、何でもござれのこの業界、管理人も長らく付き合ってきましたが、
ASP側も玉石混交で聡明な方もいらっしゃれば、具合の悪い輩みたいなのも混じっています。

ただ、一番たちが悪いのが多いのが、管理人のように小遣い稼ぎのために、嘘に嘘を塗り固めて
広告を貼るサイト側と、商材を提供するお店側ですね。

特にサプリメントや美容関係、情報商材系を売るお店側は「売れれば何でもいい」と
思っているフシがあるので、多少グレーなところもイケイケドンドンで突っ走っているところが
あるかも。

なお、消費者庁側は必要あがあれば健康増進法や医薬品医療機器法（旧薬事法）の
罰則引き上げを検討するそうな。法改正には何年もかかるでしょうけど、
当然世論の後押しもあるでしょうから、最終的には消費者の利益になりそう。

事の推移を見守りましょう。