マイクロソフトが13.5型ノートPC「Surface Laptop」に新カラーを追加。Core i5/mem8GB/SSD256GBで売値は13万円ぐらい。8/24~。
一時期はSurfaceの販売促進と在庫処分セールのために、巨額の損失を計上したマイクロソフトですが、
最近はマイクロソフト法人営業と代理店のゴリ押し値引きのおかげなのか、そこそこ売れているそうな。
なお、SurfaceRTという出来損ないのARM版Microsoft WindowsOS(x86アーキテクチャーでないため、
これまでのソフトは1つも動かない)を搭載したマシンは、売上8.5億ドル、在庫調整費用9億ドルという、
東芝の1兆円赤字には桁が1つ違いますが、1つのプロダクトが生み出した赤字としては、
かなり豪快な赤字を叩き出したことは有名です。
【大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」】組織変更、決算、社員総会から読み解くMicrosoftの未来 – PC Watch
東芝やNEC、富士通もそうですが、パソコンなどのCOTS品は官公庁や企業向けには大幅値引きが当たり前で、
3-5割がデフォルト。あまりにも安値で入札すると、今度は低入札価格調査が入り、
営業担当社が無駄な作文に追われる事になりますが、それは話がそれるので、止めておきます。
この国の官僚機構というのは、どうでも良いことに情熱と執念を燃やし、民間を足止めして、
競争力と生産性を削ぐことにかけては天才的な才能を発揮しますからね・・・
さてさて、そこそこ市場に認知されつつあるSurface Laptopシリーズですが、2017/8/24に新カラーバリエーションが
発売されることになりました。
現行のプラチナカラーに加え、次の色が追加されます。
「コバルトブルー」:「海碧」とも表現される深みの中に落ち着きを感じる色。
「バーガンディ」:フランス ボルドーで産出されるワインに由来するエレガントな赤色。
「グラファイト ゴールド」:シックな色使いながら持つ人の個性を引き立ててくれる色。
どうやらマイクロソフト社内にも、優秀なポエマーがいるようですね。もっとも広告代理店かもしれませんが。
売値は現行カラーが概ね13万円です。色違いでプレミア価格が出せるほど市場価値は無いので、
発売当初は兎も角、概ね13万円に落ち着くでしょう。
Microsoft Surface Laptop D9P-00039【お取り寄せ(10営業日程度)での入荷、発送】 |
Surface Laptopスペック:
ディスプレイ:10点マルチタッチに対応した、2256×1504ドット(縦横比3:2)の13.5型PixelSenseディスプレイ
重量:約1.25kg。
バッテリー駆動時間:最大約14.5時間
インターフェイス:USB 3.0、ヘッドセットジャック、Mini DisplayPort、Surface Connect
本体サイズ:308.1(幅)×14.48(高さ)×223.27(奥行)mm。
割りとデカ目で、しっかりと腰を据えて使うハイエンドモデルとなります。
1.25kgと重めながらも、一応外出も可能。
USB3.0のフルサイズUSB搭載で、どこぞのMacbookよりはるかに拡張性が高め。
ただ、出来ればUSB3.0とUSB-Cの2つぐらいは搭載してほしかった。
Mini DisplayPortというのもなぁ・・・日本では流行ってないですし。
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